coluli

安物のカメラ機材を使ったテスト撮影ばかりしています。

デジタルカメラ

コンパクトカメラ風

Fujifilmの新型のコンデジ、X100VIの新品価格は28万円越えだそうです。高いですね。さらに購入には予約抽選が必要なのだそうです。すごい人気ですね。 Ricohのコンデジ、GR III/GR IIIxが商品不足のため注文を停止しているそうです。部品調達に苦労してるの…

15年前の古いrawを再現像

昔撮った写真 *1 を「デジタルレンズオプティマイザ」で目一杯補正して現像し直してみました。 Lightroomでraw現像すると、安いレンズ・古いレンズでも収差を補正できることに気づいたのは、今から12年ほど前(2012年ごろ)でした。 その後、つい先日、キヤ…

キヤノン機とLightroomの相性(続き)

先に結論 キヤノン機で撮影する際、 キヤノンの純正レンズ+Digital Photo Professional 4の組み合わせが、各種収差のデジタル補正の効果が最も高い。特に色収差。 Lightroomによる収差補正は効きがいまひとつ。 他社製レンズを組み合わせて使うのであれば、…

コンビニの写真プリント

コンビニエンスストアのマルチコピー機を使って、写真プリントを試してみました。 30年ぶりのプリント コンビニの写真プリントは以前からあるサービスですが、これまで使った事はありませんでした。初めてです。 そもそも「サービス判の写真プリント」をやる…

カメラのイメージセンサーのクリーニング

Pentax K-30のCMOSセンサー *1 をクリーニングしました。 *2 センサーの汚れ 「雅」の色調を調べるために空を撮影していた *3 ら、受光センサーが汚れている事に気づきました。 ↑ こんな感じです。レンズ前に乳白のアクリル板を重ねて撮影しています。 けっ…

CanonのカメラでRICOH「ネガフィルム調」撮って出し

GR IIIやGR IIIxに搭載されているイメージコントロール *1 、RICOHの「ネガフィルム調」風のPicture Styleを作成してみました。 作ってみたところ、全然ネガフィルム風ではありませんでした。「生真面目なクラシッククローム」といった印象です。 その後、「…

Canonのカメラで「雅」撮って出し

Picture Style Editorを使って、Pentaxの「雅(MIYABI)」のPicture Styleを作成しました。 ファイルはこちら↓↓↓からダウンロードできます。 230713_Pentax雅風のPictureStyle.pf3 作成方法は以前と同じ *1 です。Canon EOS R50でキヤノンの6色相チャートを…

Classic Neg.をLightroomで再現する

Fujifilmのフィルムシミュレーション「クラシックネガ(Classic Neg.)」をAdobe Lightroomで再現してみました。 再現度は7割ほどですが、xmpファイルを共有します。具体的な調整数値はこちらを確認してください。 230702_Classic-Neg風.xmp 作成方法は前回…

Nostalgic Neg.をLightroomで再現する(リトライ)

Fujifilmのフィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ(Nostalgic Neg.)」の再現 *1 をもう一度やってみます。 Adobeカラーをベースにした、どのカメラでもFujifilmのノスタルジックネガ風に現像できるAdobe Lightroom用の設定です。 前回は精度の低い…

Nostalgic Neg.をLightroomで再現する(失敗)

Fujifilmのフィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ(Nostalgic Neg.)」をLightroomで再現しようとしてみました。なかなか難しい。 最新機種でしか使えない 「ノスタルジックネガ」が使えるカメラは、Fujifilmの最新モデルのみとなります。比較的新し…

Classic Chromeも輝度ごとに色相が変わる

以前からFujifilmのフィルムシミュレーションの色調を調べて再現 *1 を試みています。 そこそこうまくいっていると考えていましたが、気になる点があり検証してみました。結果、下記のような事がわかりました。 輝度毎に色相が変わることをメーカーが公式に…

「高輝度側・階調優先」と「オートライティングオプティマイザ」

EOS R50の4K動画撮影テストです。HDR PQで撮影し、BT.709に変換して編集しています。 「高輝度側・階調優先(Highlight Tone Priority)」と「オートライティングオプティマイザ(Auto Lighting Optimizer)」について検証してみました。 検証動画と所見 同…

Premiere Proのシャープネス設定

追記もお読みください。 EOS R50のテスト撮影を続けています。 先日、撮影時のシャープネス設定を検証 *1 しましたが、撮影時のカメラのシャープネス設定は0にすることにしました。代わりに、Premiere Proの「シャープ(Sharpen)」エフェクトを編集時に使う…

HDR PQ動画をBT.709動画に

EOS R50を使った4K動画のテスト撮影です。カメラの設定と編集時の設定をいろいろ試行錯誤しています。途中経過です。 撮影時の設定 10bitで撮影するために、HDR PQをオンにしています。同時に「高輝度側・階調優先」もオンにしています。 自然な高画質になる…

Lightroomで「サービス判プリント調」を模す

流行りの「ネガフィルム調 *1 」をLightroomでシミュレーションしてみました。 ↑ 適用した写真の中で、これがいちばんそれらしかったです。 「ネガフィルム調」といっても「シネマ(映画)調」「手焼きプリント調」など定義も色々です。今回は、 消費税導入…

EOS R50のシャープネス設定

EOS R50の4K動画撮影時のシャープネス設定を検証してみました。 検証動画 付属の標準ズーム(RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM)による撮影です。 Picture Styleは「Standard」です。 HDR PQで撮影し、BT.709に変換しています。 最低感度のISO200です。 「動画自…

モノクローム専用機は色収差補正できない

RICOHから、PENTAX K-3 Mark III Monochromeが発表されました。 Leicaからも、Leica M11 Monochromが発表されました。 どちらもモノクロ専用機です。センサーからカラーフィルターを取り去り、補間処理なしの高精細な映像が作れることを売りにしています。カ…

DIGIC Xの「明瞭度」

キヤノンのカメラの設定、「明瞭度(Clarity)」について調べてみました。特にタイムリーな話題でもありません。備忘録です。 「明瞭度」 ローカルコントラストをアップすることで、文字通り画像の明瞭度をアップするパラメータです。ChatGPTに「ローカルコ…

EOS R50でVelvia撮って出し

週末の桜が散り切らないうちに、カメラを持って出かけてきました。持って出かけたのは買ったばかりのEOS R50です。超快適でした。 EOS R50のファーストインプレッション 小型・軽量 楽です。最高です。片手で長時間持ってもストレスなし。凸凹も少ないのでト…

高輝度側・階調優先

キヤノン機の設定「高輝度側・階調優先」の働きについて調べてみました。コタツ記事です。 最低感度はISO200 「高輝度側・階調優先」をオンにすると、設定できるISO感度の最低が200になります。 「D+(する)」も「D+2(強)」も最低感度はISO200でした。D+2…

EOS R50の電子ISはほぼ劣化なし(4K動画の場合)

EOS R50の電子手ブレ補正(電子IS)で解像は劣化しませんでした。ふだん使いできそうです。検証してみました。 検証動画 電子手ブレ補正の設定 *1 を変更し、4K動画の解像感がどのように変化するか比較撮影してみました。 「電子IS:切」「電子IS:入」「電…

Canon R50 4K動画撮影時のクロップ量

Canon R50を購入しました。いつものように4K動画撮影時のクロップ量を調べてみました。 設定ごとの画素数と割合 動画電子IS:切 各種設定をオフにすると、センサー画素数フル幅(6000px × 3375px *1 )を全画素読み出しで4K動画を生成します。ひと目みて高精…

キヤノン機とLightroomの相性

CanonのEOS R50 ダブルズームレンズキットを新品で購入しました。 ↑ 比較のために等倍で切り出した画像です。 レンズ補正データの自動適用 外出がてらのテスト撮影から戻り、rawファイルをAdobe Lightroomで現像してみると…… 等倍で確認すると色収差がかなり…

Magic Lantern|マクロレンズで撮影

Magic Lanternのテスト撮影です。可能な限り高画質になるような機材・設定にしてみました。 機材と設定 NFD 50mm F3.5 MACRO キヤノンの古いMFのマクロレンズです。持っているレンズの中で一番解像すると思っています。マウントアダプターはK&F Concept Moun…

Magic Lantern|魚眼レンズで撮影

Magic Lanternテスト撮影を続けていますが、なんか楽しくないので設定と機材を大幅に変えてみました。 使用機材・設定 Risespray 7.5mm f2.8という中華製のAPS-C対応の魚眼レンズです。Aliexpressで1万円弱で購入しました。 1:1 2.8Kモードで撮影しました。…

Magic Lantern|超広角レンズで撮影

Magic Lanternのテスト撮影もそろそろうんざりしてきました。 組み合わせた機材 EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMとMeike Drop-in Filter Mount Adapterの組み合わせです。 他にも、いつものようにグリップやビューファインダーを使って手持ち撮影しています。 …

HLGをTone MappingでBT.709に変換

10bitのHLG(Hybrid Log-Gamma)の動画をPremiere Proの新機能「Auto Tone Mapping(自動トーンマッピング)」でBT.709に変換しました。輝度差の大きな状況でも白飛び・黒潰れが発生しません。 Panasonic Lumix DC-GH5のHLGモード *1 で5K撮影 *2 しています…

Magic Lantern|スピードブースターを組み合わせて撮影

再度、EOS MにМИР-1B(ミール1B) でテスト撮影しました。 前回はこちら。 今回はこちら。 機材組み合わせ 今回はスピードブースターを組み合わせました。 Viltrox EF-EOS M2 マウントアダプター 縮小光学系の入ったいわゆる「スピードブースター」です。組…

Magic Lantern|オールドレンズの開放で撮影

初代EOS Mにいろんなレンズや機材を組み合わせて、Magic Lanternのテスト撮影をしています。ずっと「5K(5.2K) anamorphic frtp」モードでの撮影です。 2月になり、近所で梅が咲いていたので撮影しました *1 。 組み合わせた機材 Olympus ZUIKO AUTO-S 50mm…

Magic Lantern|ピント浅めでテスト撮影

単焦点レンズを開放近くで使って、ピント浅めの動画 *1を撮影しました。 組み合わせた機材 EF50mm F1.8 STM 廉価なレンズを開放で使うのにはやや抵抗があったので、F2.2で撮影してみました。 Meike Drop-in Filter Mount Adapter 今回も露出調整はこちらのみ…