EOS R50を使った4K動画のテスト撮影です。カメラの設定と編集時の設定をいろいろ試行錯誤しています。途中経過です。
撮影時の設定
- 10bitで撮影するために、HDR PQをオンにしています。同時に「高輝度側・階調優先」もオンにしています。
- 自然な高画質になるよう、何度かテスト撮影し下記のようになりました。
編集時の設定
- Adobe Premire Proで編集しています。
- 素材はBT.2020のHDR PQですが、BT.709として処理しています。「トーンマッピング」をオンにして、色域・階調をレンジ内に自動変換 *1 しています。
- 同時に撮影した撮って出しjpgと比較し、同じ印象になるようにトーンを編集していきます。白飛び・黒潰れを避けるため、撮って出しjpgよりは軟調にしています。
↑ こんな感じに「素材」として階調をフルに使った動画にしています。
動画の後半にはグレーディング無しの同じカットを並べています。アンダーな印象の枯れた色調となり、これはこれで惹かれるものもありますが、いったん我慢します。
今後
とりあえず、「写真のような高画質な動画」を撮れるように、汎用で使える設定を詰めていきます。撮影条件やモチーフが変わると基本の設定もまだまだ変わっていくと考えています。
*1: