coluli

最近は、デジカメのテスト撮影ばかりやっています。

AndroidタブレットにChrome OS用キーボードをつなぐ

DSCN1615

はい、タイトルと写真の通りです。

AndoidタブレットをデスクトップPCのように使います。「デスクトップPC」のように、というよりも「Chromebox」のように、ですね。

Chrome OS用キーボード

OTGに対応したAndroid OS機はキーボードやマウスをつなぐことができます。ただ、操作系、特にキーボードショートカットがOSXWindowsとけっこう異なります。

↓こんな感じです。

キーボードショートカット

そのため、市販の(PC用の)Bluetoothキーボードをペアリングして使っても、今ひとつ使い勝手がよくありません。(OSX用の)キーや(Windows用の)Winキーについさわってしまい、Googleアシスタントが起動してしまうのです。

実は、AndroidのキーボードショートカットとChrome OSのキーボードショートカットはほぼ同じです。そこで(USの)Amazon.comChrome OS用キーボードを購入し、つないでみることにしました *1

DSCN1618

Chrome OS用のキーボードは、キー配列が通常のPC用とやや違います。キーやWinキーはありません。代わりに、Caps Lockキーの位置に🔍Google検索)キーがあります。

CtrlキーやAltキーはとても大きく、また、Caps Lockキーを間違って押すこともありません。購入したのはメンブレン式の安物ですが、快適に利用できました。意図通りです。

「今度買うときは」

実はノートパソコンも据え置き型のパソコンも持っているので、本当はこんなことをする必要はないのです。が、思いついたのでついやってみました。

ただ、3万円もしない中華タブレットと3千円もしないキーボードの組み合わせで結構な高解像画面(2650px × 1600px|13インチのMacBookと同じです)とそれなりに実用的な速度が手に入るのはとても興味深いと思いました。

Windowsなら、6~7万円出せばそこそこ実用的な速度のノートPCが購入できますが、画面解像度はせいぜいFHD(1920px × 1080px)です。今どきのスマホより小さい画面を購入するのはちょっと抵抗があります。一方、Macなら全機種レチナディスプレイですが、最低でも10万円越えです。

「今度買うときは」どうしよう、といつも考えています。

CHUWI Hi9 Plus

ちなみに写真のタブレットはCHUWI Hi9 Plusです。キーボードとスタイラスがついて3万円程 *2 だったので、モバイル用にと試しに購入してみましたが、

DSCN1621

カバーと兼用のキーボードを広げた時、画面が垂直過ぎで使い勝手はよくありません。角度の調整はできません。キー配列もWindows風(怒!)で、使っているとしょっちゅうGoogleアシスタントが起動します。

また、SIMは2枚挿せるのですが、機能するのはSlot2だけ *3 。Slot2はmicroSDカードと排他なので、ストレージは拡張できません……。


*1:もっとかっこよくて使い心地がいいやつが欲しい、という方は例えばこちらのChrome OS用キーボードあたりをオススメします。私は10キーが必須なので、購入しませんでした。

*2:AliExpressで購入しました。送料込みで32,299円でした。改めて確認したらさらに値下げしていました。

*3:固有の不具合でなく、機種自体のバグのようです。

DC-GH5の設定

相変わらずDC-GH5の設定を調整し続けています。

だいぶ安定してきました *1

グレーディング後

グレーディングした後はどの設定も普通に役に立ちそうです。

CineLikeD_graded

Hybrid Log Gamma_graded

6K Photo_graded

グレーディング前

それぞれの設定は、撮影後にカラーコレクション・カラーグレーディングを施すことを前提にしています。見た目の最適化ではなく、10bit(1024)階調を上から下までフル活用しつつ、白飛び・黒つぶれが発生しない設定を目指しています。

CineLike D

CineLikeD_Lumetri

白飛び・黒つぶれ回避に関してはほぼ完璧です。通常の屋外撮影ならば、この設定でいけそうです。ミドルトーンに関しては[ハイライト・シャドウ]の調整を続ける必要があります。

最新の設定はこちら。

Hybrid Log Gamma

Hybrid Log Gamma_Lumetri

ハイライト側、シャドウ側共にかなりの余裕があります。画面に太陽が映り込むなどの輝度差の激しいシチュエーションでないと、この設定を使うのはちょっともったいないようです。

波形にストライプが発生しています。バンディング(トーンジャンプ)を起こしているのでしょうか。

最新の設定はこちら。

6K Photo

6K Photo_Lumetri

暗部がぎりぎり潰れています。ただ、グレーディング後の印象は他の設定とさほど変わりません。

やはり解像感に関してはこちらが一番高いようです。明らかにシャープです。

最新の設定はこちら。


190818|追記

グレーディング時の補正量をメモっておきます。Premiereの「調整レイヤー」を個々と全体とで2枚重ねで使用しています。

個々の補正量

(CineLikeD)

(Hybrid Log Gamma)

  • 露光量:+0.7
  • コントラスト:+100.0
  • シャドウ:+10.0

(6K Photo)

  • コントラスト:+100.0
  • シャドウ:+30.0
  • 黒レベル:+6.0

(さらに)全体への補正量

  • 露光量:-1.5
  • コントラスト:+40.0
  • ハイライト:+20
  • 白レベル:+100.0
  • 自然な彩度:-15.0
  • 彩度:85.0

*1:今回の撮影後、[彩度]の設定を1段階下げました。

PowerShot G7 X Mark IIIで5K raw動画

キヤノンから、PowerShot G7 X Mark IIIPowerShot G5 X Mark IIが発表されました。

Canon PowerShot G7 X Mark III

↑ こちらはG7 X Mark III。どちらも連写速度とバッファ量は同じ。

一見、SonyのRX100シリーズの後追い商品ですが、気になる仕様がありました。

RAWバーストモード時最高約30.0コマ/秒の高速連写を実現。

ワンショットAF、プリ撮影を含み最大約70コマ。

これすなわち、

1ショットにつき約2.3秒、AF固定、音声なしの5.5Kのraw動画が撮影できる。

ということです。これは遊べそうです。価格がこなれたら購入したいと思います。


以前はNikon1 V1を使って4Kのraw動画を撮影していました。

この時も30コマ/秒または60コマ/秒の4Kraw動画を撮れましたが、バッファは30枚でした *1

1カット1秒ではやはり使いこなしが難しいのか、YouTubeを見てもVimeoを見ても、やっている/いた人はほとんどいません *2 。おそらく世界で10人もいないと思います。

raw連写が充実しているミラーレスも増えてきましたが、どれも大型ボディです。

Nikon1で撮影していた当時から既に5年ほど経ちましたが、カメラ本体だけでrawの4K動画を収録できるのは、未だに、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kだけ *3 です。

はやく動画もraw形式がデフォになり、さくさく編集できるマシン環境にならないかと考えています。

あと5年くらいでしょうか。


*1:V2・V3のバッファは40枚に増えました。

*2:

一つ目が私の、それ以外は別の方々の作品です。見つけるたびに追加していましたが、もう増えることはほとんどありません。

*3:最近話題のSIGMAのfpですが、CinemaDNGによる記録が本体のみでできるのか、外部レコーダーが必要なのかどうもはっきりしません。「主な特徴」ページでは外部収録、「仕様」ページでは内部収録、と矛盾した表記になっています。

HLG to SDR

DC-GH5のフォトスタイル「ハイブリッドログガンマ(HLG)」を使ったテスト撮影をしてみました。近所の公園を1時間ほど散歩しながら撮影しました。

前半がPremiere処理後、後半は撮って出しです。

撮影時の設定

設定はこちらにまとめています。

設定は随時微調整しているので、今回の撮影時とは異なっている場合があります。

その他の設定・機材

  • 高精細アナモフィックモードで撮影 *1 し、77%に縮小した4K動画です。
  • 使用レンズは7Artisansの35mm F1.2です。大半のカットは開放で撮影しています。
  • 一脚を使用しています。

編集時の設定

  • Premiere CCで編集しています。
  • 個別カットの調整は行なっていません。タイムライン全体に調整レイヤーを1枚かぶせて、まとめてざっくりと色調補正しました。
  • 具体的には、
    色温度:15.0
    色かぶり補正:5.0
    露出量:-0.5
    コントラスト:100
    白レベル:50
    黒レベル:5
    となります。

補足・感想

  • 全体的にアンダーなのは意図したものです。
  • 前半のカットは間違って手ぶれ補正オフで撮影してしまいました。ぶれ多めです。
  • カットによっては未補正のほうがよかったりしますね。
  • 暖色系の発色が不自然な印象があります。フォトスタイルの「色相」をいじったのが影響しているかもしれません。要検証です。

その他

YouTubeで「HLG to Rec.709」「HLG vs V-Log」などのワードで検索すると、より詳細な検証動画が出てきます。オリジナルのLUTを配布してるところもあります。


*1:

好みの階調/目指す階調 3

YouTubeがだんだん好みの動画をサジェストしてくれるようになってきました。

Magic Lanternのテスト動画なのですが、

これは本当に素晴らしい。本当に素晴らしい *1 。きれいな奥さん(たぶん)の目力だけでなく、外国の日常風景がとても新鮮です。何度も観ていると家族の関係もわかってきたような気がします *2


アンダーでややアンバー寄りの、こってりしたトーンです。参考にしたいので、調べてみました。

00:04:00 00:04:00 弟さん(たぶん)
主要モチーフの階調は、輝度60%以下に収まっています。アンダーな印象です。ハイライト(空)はわずかに飛んでいます。

00:26:00 00:26:00 お父さん(たぶん)の後ろ姿
シャドウ部は5%ほどから始まっています。主要な階調は全体の4割ほどしか使っていません。お父さんのシャツがなぜか階調豊かです。

00:30:00 00:30:00 奥さん(たぶん)屋外
ハイライトがわずかに飛んでいます。全体にストライプが入っているのは、無理やり階調を伸ばしてバンディングが発生してしまったのでしょうか。

00:34:00 00:34:00 奥さん(たぶん)屋外
主要な階調は輝度50〜60%以下に収まっています。かなりアンダーです。空も飛んでいません。

00:39:00 00:39:00 奥さん(たぶん)とお母さん(たぶん)屋外カット
かなりアンダーです。

00:48:00 00:48:00 奥さん(たぶん)と弟さん(たぶん)屋外カット
空が大きく入っているにもかかわらず、輝度80%以下に納めています。めちゃアンダーです。

01:04:00 01:04:00 奥さん(たぶん)屋外
めちゃアンダー。

01:06:00 01:06:00 奥さん(たぶん)屋外
めちゃアンダー。

01:32:00 01:32:00 古道具店内
シャドウ部はわずかに潰れています。照明器具の光は飛んでいます。全体としてはかなりアンダー。

02:26:00 02:26:00 奥さん(たぶん)曇天の屋外
曇り空とはいえ、空を含めてこのアンダー具合。

02:29:00 02:29:00 曇天の風景
撮影時にハイライトは完全に飛んでしまっています。無理やりアンダーに抑えたようです。

02:32:00 02:32:00 奥さん(たぶん)曇天の屋外
こちらも撮影時にハイライトは飛んでしまったようです。

02:41:00 02:41:00 曇天下の牛
ハイライトからシャドウまで階調全体を利用していますが、空を中心にストライプが発生しています。無理やり階調を伸ばしたのでしょうか。

02:47:00 02:47:00 曇天下の羊
空を中心にストライプが発生しています。ハイライトも飛んでいます。

03:14:00 03:14:00 曇天下の山羊
破綻なく階調全体を利用しています。全体の印象はかなりアンダーです。

03:15:07 03:15:07 曇天下の牛
同じです。HDR的な印象があります。

03:26:07 03:26:07 曇天下の牛と奥さん(たぶん)
同じです。

03:52:00 03:52:00 人々と風景
空基準で露出を決めているようで、雲のトーンは豊富です。撮影時にシャドウが潰れていたのを持ち上げているようです。


*1:あんまりよかったので、中古で程度のよいEOS M(初代)を購入してしまいました。2019年現在でもMagic Lanternは楽しめそうです。

*2:チャンネル登録して他の動画も観て、だんだんわかってきました。

DC-GH5の動画撮影時の設定(6K Photo)

DC-GH5の高速連写の機能「6K Photo」を利用した撮影時の設定 *1 です。

DC-GH5はいろいろな撮影モードがありますが、「6K Photo」による動画撮影が最も高解像・高精細になります。

ただし、残念ながら6K Photoはもともと静止画撮影のための機能なので、動画撮影時のいくつかの設定を使うことができません。具体的には、

  • 「輝度レベル」設定が使えません。白とび・黒つぶれを制御しづらいです。
  • 「マスターペデスタル」設定が使えません。黒つぶれを制御しづらいです。

なので、対策として、

  • 「iDレンジコントロール」を使って黒つぶれを回避します。
  • アンダー目で撮影し、白とびを回避します。
  • コントラストの低いフォトスタイルを選択します。
  • 「ハイライト・シャドウ」で微調整します。

となります。

(190727版)

撮影時設定

  • 輝度レベル:設定対象外
    設定できません。
  • マスターペデスタル:設定対象外
    設定できません。
  • 撮影モード:A
    回折防止のため、絞ってもf/7.1まで。NDフィルターは使わず、シャッタースピードが早くなってしまっても気にせず(諦めます)。
  • 露出補正:-2/3
    白とび回避のために低めにします。
  • ISO:オート
  • ホワイトバランス:補正なしの「晴天」
  • フォトスタイル:CineLike D
    コントラスト低めのフォトスタイルです。
  • コントラスト:±0
    コントラスト」はあくまでもハイライト・シャドウへの操作です *2 。白レベル(ハイエストライト)・黒レベル(ローエストシャドウ)の調整目的としては限定的なので、使わないことにします。
  • シャープネス:-5
    超解像」と併用。
  • ノイズリダクション:-5
    暗部ノイズは必要に応じてNeat Videoで処理することを前提に。
  • 彩度:±0
    これでもまだ高いかも。
  • 色相:±0
  • ハイライト・シャドウ:-1, +1
    コントラスト」を使用するよりも、白飛び黒つぶれ回避に効果的なのでこちらを使用します。
  • iDレンジコントロール:強
    黒つぶれ回避のために。黒レベルに作用します。白レベルにはほぼ作用しません。
  • 超解像:強
    シャープネス-5と併用。
  • 回折補正:AUTO

改訂履歴

  • 190526 作成。
  • 190531 白飛び黒つぶれの回避には、「コントラスト」よりも「ハイライト・シャドウ」を使った方が効果的 *3 であることを以前検証したことを思い出しました(完全に忘れていました)。
  • 190727 彩度が高すぎるので抑える。

*1:通常の設定はこちらです。

*2:

*3:

DC-GH5の動画撮影時の設定(HLG)

HDR用のフォトスタイル「ハイブリッドログガンマ(HLG)」を使ってSDR用の動画を作成するための設定 *1 です。

HLGは高輝度側に余裕があり、白とびがほとんど発生しません。併せて、マスターペデスタルを最大値にすることで、黒つぶれも防ぎます。

撮って出しはコントラストの低い超軟調な映像になります。編集時にコントラストを上げることを前提とした、「擬似log収録」として使います。

(190727版)

撮影時設定

  • 輝度レベル:設定対象外
    設定できません。
  • マスターペデスタル:+15(最大値)
    黒つぶれ防止のための設定。
  • 撮影モード:A
    回折防止のため、絞ってもf/7.1まで。NDフィルターは使わず、シャッタースピードが早くなってしまっても気にせず(諦めます)。
  • 露出補正:なし
  • ISO:オート
  • ホワイトバランス:補正なしの「晴天」
  • フォトスタイル:Hybrid Log Gamma
    高輝度側にかなり余裕ができます。白とびしづらくなります。
  • コントラスト:設定対象外
    設定できません。
  • シャープネス:-5
    超解像」と併用。
  • ノイズリダクション:-5
    暗部ノイズは必要に応じてNeat Videoで処理することを前提に。
  • 彩度:-1
  • 色相:-1
    色転びが発生するので、補正しています。
  • ハイライト・シャドウ:設定対象外
    設定できません。
  • iDレンジコントロール:設定対象外
    設定できません。
  • 超解像:強
    シャープネス-5と併用。
  • 回折補正:AUTO
  • 手ブレ補正:ON
  • 手ブレロック(動画):ON
    ただし、お好みで
  • アナモフィック(動画):OFF

編集時設定

改訂履歴

  • 190526 作成。
  • 190606 手ブレ補正の設定を追記。
  • 190727 彩度が高すぎるので抑える。

*1:通常の設定はこちらです。