桜木町にある神奈川県立図書館(本館)に行ってきました。
前川國男リスペクトの建築
(旧本館を設計した)前川國男リスペクトな意匠が多数施された建築だそうです。まだまだピカピカのできて間もない施設でした(2022年の9月に開館)。
とても居心地のよい空間でした。神奈川県は税金を上手に使ったなぁと思います。地元にこんな図書館があったら毎週通ってしまいそうです。うらやましい。
水之江忠臣リスペクトの椅子
こちらを訪れたメインの目的は、この図書館オリジナルの「水之江忠臣リスペクトの」椅子が導入されていると知ったからです。水之江忠臣の図書館椅子(ブックチェア)が好き *1 なので、座り心地の違いを確かめに来たのでした。
閲覧コーナーの長いテーブルとの組み合わせで、水之江忠臣リスペクト椅子がたくさん並んでいました。
訪問したのが日曜日だったこともあり、席はかなり埋まっていました。空いている席に座ってみたところ、とてもよい座り心地でした。座が背に向かってやや傾斜しているので、オリジナルよりも深く座れて快適な気がします。
座が同じでパイプ脚のものもありました。
スツールも座が傾斜していていい感じです。
デザイナーは中坊壮介です。他にもテーブルや屋外用の家具も担当しているとのこと。
オリジナルの家具はほかにもあり、こちらのデザインは二俣公一です。
窓際にオリジナルデザインの椅子が並んでいます。別の場所では色違いもありました。
ラウンジソファは無骨な印象です。けっこういい革が使われているように感じました。
図書館ではお静かに
カメラはFujifilmのX-T100 *2 を持っていきました。機械式シャッターは使わず、電子シャッターのみ *3 を使い、利用者に迷惑をかけないよう *4 無音で撮影しました。付属のキットレンズは、換算23mm(22.5mm)始まり *5 なので、建物も室内もちょうどよい画角で撮影できました。
rawで撮影し、PRO Neg. Std(プロネガスタンダード)をベースに現像しています。