初代EOS Mにいろんなレンズや機材を組み合わせて、Magic Lanternのテスト撮影をしています。ずっと「5K(5.2K) anamorphic frtp」モードでの撮影です。
2月になり、近所で梅が咲いていたので撮影しました *1 。
組み合わせた機材
Olympus ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4
昔のオリンパスの一眼レフに着いていたレンズです。ややカビてきていますが、実用上は問題ありません。
マウントアダプター(2枚重ね)
Canonの純正マウントアダプターに、OMレンズ用のアダプターHaogeレンズマウントアダプタ を重ね着けしました。ズイコーのMFレンズは着脱ボタンがレンズ側にあるので見た目はすっきりです。
ND16フィルター
こちらを組み合わせて開放で撮影します。
設定など
ホワイトバランス
そのままではかなりアンバーになりそうだったので、ホワイトバランスは冷調にしました。
コントラスト
調整前はかな〜りねむい画だったので、いつもよりコントラストを上げています。
ピント
まったく合わせられませんでした。収差も激しく、ピントの山がぜんぜんわかりませんでした。梅の花のどれかにピンがくればいいや、とかなり適当に撮影しています。
露出
f1.4の開放で撮りたかったのでND16のフィルターを組み合わせましたが、やはりそれでもオーバーでした。シャッタースピードを1/250秒とかにして調整しました。動きものの撮影ではないので「1/48秒|180°」にこだわるのはやめました。
手ぶれ
手持ち撮影です。やはり手ぶれが激しいので、Premiereの「ワープスタビライザー」を念入りにかけました。もう、ソフトウェア手ぶれ補正は必ずかけるもの、と割り切った方がよいのかもしれません。
いいレンズを開放で使うと、ピンのあったところとボケたところの対比が引き立ちますが、昔のレンズの開放ではピンのあったところにも収差がまとわりついて、全体がぼやっと *2 してしまいますね。「なんちゃらミストフィルター」いらずです。