再度、EOS MにМИР-1B(ミール1B) でテスト撮影しました。
前回はこちら。
今回はこちら。
機材組み合わせ
今回はスピードブースターを組み合わせました。
Viltrox EF-EOS M2 マウントアダプター
縮小光学系の入ったいわゆる「スピードブースター」です。組み合わせたレンズの焦点距離は0.71倍に、絞りは1段明るくなります。
МИР-1B
Viltroxとの組み合わせで、焦点距離は42mm相当(37mm×1.6×0.71)、明るさF2.0のレンズになります。
前回同様、EF to M42のマウントアダプターを重ねています。
ND16フィルター
前回は濃すぎましたが、今回のF2.0のレンズに組み合わせる濃度としてはちょうどよいものになりました。
LCDファインダー
(前回の撮影から)アイカップ付きのものに変更してみています。磁石で着け外しできるので使い勝手はこちらの方がよいようです。
所見
手ぶれ補正
手ぶれ補正のないレンズで手持ち撮影をすると、やはりこまかな手ぶれが発生します *1 。パンも歩き撮りもしていませんが、しっかり構えただけでは手ぶれは防げません。前回同様ワープスタビライザーをかけています。
手持ち撮影にはこだわりたいので、どうしようかと考えています。
スピードブースター
広角寄りになるほど手ぶれの影響が抑えられるはずですが、60mm相当→42mm相当ではあまり変わりませんでした。また、F2.8がF2.0になっても描写はさほど変わりません。中望遠レンズが準広角レンズになって風景撮りの使い勝手は向上しましたが、本来のスピードブースターの使い方ではないですね。
ちなみに、スピードブースターによる描写の劣化はほとんど感じませんでした。
*1:撮影中のファインダーのフレームレート(の低下)が影響するのかな、とも考えています。