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安物のカメラ機材を使ったテスト撮影ばかりしています。

Magic Lantern プリセット “2.8K 2800x1190”

EOS M用のMagic Lanternのプリセット「2.8K 2800x1190」を調べてみました。

プリセット「2.8K 2800x1190」とは、センサー中央 *1 をdot by dotで使用するモードです。比率を2.35:1にすると、2800px × 1190px *2 になります。使用する画素数が多めなので、14bit収録ではあまりうまく働かず、10bitで撮影するのが標準的な使い方のようです。

preset “2.8K 2800x1190”

赤枠の中が実際の撮影エリアです。けっこうな量がクロップされます。対角を比較すると、約2.05倍 *3 でした。たとえば18mmの広角レンズであれば、18×1.6×2.05で、35mm換算で59mm相当の標準レンズになります。10mmの超広角でも、換算32.8mmの平凡な広角レンズになってしまいます。

スピードブースターを使ったり、Cマウントレンズを使ったりするなど、小さなセンサーサイズに合わせる工夫が必要です。

dot by dotなので、画質は期待できます。


*1:「センサー中央」といいつつ、ど真ん中ではありません。上下左右共にちょっとズレています(!)。粗削りだなぁ。

*2:約333万、333,2000画素。です。

*3:正確には、2.04786533843倍です。