EOS M用のMagic Lanternのプリセット「5K anamorphic frtp」を調べてみました。
プリセット「5K anamorphic frtp」とは、縦方向をdot by dot、横方向を1/3ピッチでスキャンするモードです。比率を2.35:1にすると、3840px × 1632px *1 の動画を収録できます。
12bitも使えます。秒数にこだわらなければ14bitもいける時がありました。
クロップはそれなりにありますが、実用的です。モアレもほとんど感じません。
実際に収録している画素数は1280px × 1632pxです。横方向に3倍に目伸ばしして使用します。
追記
その後設定をいじっていたら、1360px × 1976px *2 まで大きくできました。撮影も問題なくできます。3倍目伸ばし後は、4080px × 1976pxの動画になります。この場合の比率は2.06:1です。
さらに追記
こちらの記事によると5208p× × 2150pxの24p動画が撮れる、とあります(設定画面の最後の行「1x3 1736x2150」に注目)。本当だろうか……。
本当です。プリセット “5K anamorphic flv” でいけました。
220924追記
kpw pics氏のマジックランタンビギナーズ12によると、2022年9月のbuildを導入して、設定を少し調整すれば5.2K Anamorphicが可能とのこと。私も(動画の設定通りではありませんが)色々いじって12bitで200フレームほど、10bitで数十秒 *3 の5.2K Anamorphic 24fpsを撮影できました。
テスト撮影
をやってみました。楽しいけど難しい……。
*1:約627万、6,266,880画素です。ただしこれは目伸ばし後のサイズ。実際にはその1/3の209万、2,088,960画素です。
*3:途中で停めました。 同じ設定ではないと思いますが、「15分撮ったぞ」という動画もあるので実際にはもっと撮れると思われます(未検証)。