coluli

安物のカメラ機材を使ったテスト撮影ばかりしています。

ふたつで十分ですよの俳優

映画の冒頭、 「ふたつで十分ですよ」 「わかってくださいよ」 「(なぜか声色が変わって)はいっ」 と主人公と日本語でやり取りする屋台の老人は、多くの映画で日本人役として活躍した俳優のロバート・岡崎(Robert Okazaki)さんです。 今では小ネタとして…

Lightroomで「サービス判プリント調」を模す

流行りの「ネガフィルム調 *1 」をLightroomでシミュレーションしてみました。 ↑ 適用した写真の中で、これがいちばんそれらしかったです。 「ネガフィルム調」といっても「シネマ(映画)調」「手焼きプリント調」など定義も色々です。今回は、 消費税導入…

EOS R50のシャープネス設定

EOS R50の4K動画撮影時のシャープネス設定を検証してみました。 検証動画 付属の標準ズーム(RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM)による撮影です。 Picture Styleは「Standard」です。 HDR PQで撮影し、BT.709に変換しています。 最低感度のISO200です。 「動画自…

eneloopが大嫌い

SANYO時代のeneloopは単4型のものがわずかにあるだけでした。 タイトルの通りですが、正確には、 三洋電機時代のeneloopをいまだに持ち上げているおっさんが嫌い。 三洋電機が嫌い。 の意味です。 eneloopの登場 wikipediaによると、2005年に発売開始とあり…

モノクローム専用機は色収差補正できない

RICOHから、PENTAX K-3 Mark III Monochromeが発表されました。 Leicaからも、Leica M11 Monochromが発表されました。 どちらもモノクロ専用機です。センサーからカラーフィルターを取り去り、補間処理なしの高精細な映像が作れることを売りにしています。カ…

DIGIC Xの「明瞭度」

キヤノンのカメラの設定、「明瞭度(Clarity)」について調べてみました。特にタイムリーな話題でもありません。備忘録です。 「明瞭度」 ローカルコントラストをアップすることで、文字通り画像の明瞭度をアップするパラメータです。ChatGPTに「ローカルコ…

EOS R50でVelvia撮って出し

週末の桜が散り切らないうちに、カメラを持って出かけてきました。持って出かけたのは買ったばかりのEOS R50です。超快適でした。 EOS R50のファーストインプレッション 小型・軽量 楽です。最高です。片手で長時間持ってもストレスなし。凸凹も少ないのでト…

高輝度側・階調優先

キヤノン機の設定「高輝度側・階調優先」の働きについて調べてみました。コタツ記事です。 最低感度はISO200 「高輝度側・階調優先」をオンにすると、設定できるISO感度の最低が200になります。 「D+(する)」も「D+2(強)」も最低感度はISO200でした。D+2…

「アレフ」についてChatGPTに聞く

ウィリアム・ギブスンのスプロール三部作は私の愛読書です。読み込んでいることについてはかなり自信があります。日本で10本の指に入ると思います。 ですが、SF全般について詳しいわけではないので、ギブスンが影響を受けたであろう、過去の作品については知…

EOS R50の電子ISはほぼ劣化なし(4K動画の場合)

EOS R50の電子手ブレ補正(電子IS)で解像は劣化しませんでした。ふだん使いできそうです。検証してみました。 検証動画 電子手ブレ補正の設定 *1 を変更し、4K動画の解像感がどのように変化するか比較撮影してみました。 「電子IS:切」「電子IS:入」「電…

Canon R50 4K動画撮影時のクロップ量

Canon R50を購入しました。いつものように4K動画撮影時のクロップ量を調べてみました。 設定ごとの画素数と割合 動画電子IS:切 各種設定をオフにすると、センサー画素数フル幅(6000px × 3375px *1 )を全画素読み出しで4K動画を生成します。ひと目みて高精…

キヤノン機とLightroomの相性

CanonのEOS R50 ダブルズームレンズキットを新品で購入しました。 ↑ 比較のために等倍で切り出した画像です。 レンズ補正データの自動適用 外出がてらのテスト撮影から戻り、rawファイルをAdobe Lightroomで現像してみると…… 等倍で確認すると色収差がかなり…

Magic Lantern|マクロレンズで撮影

Magic Lanternのテスト撮影です。可能な限り高画質になるような機材・設定にしてみました。 機材と設定 NFD 50mm F3.5 MACRO キヤノンの古いMFのマクロレンズです。持っているレンズの中で一番解像すると思っています。マウントアダプターはK&F Concept Moun…

Magic Lantern|魚眼レンズで撮影

Magic Lanternテスト撮影を続けていますが、なんか楽しくないので設定と機材を大幅に変えてみました。 使用機材・設定 Risespray 7.5mm f2.8という中華製のAPS-C対応の魚眼レンズです。Aliexpressで1万円弱で購入しました。 1:1 2.8Kモードで撮影しました。…

Magic Lantern|超広角レンズで撮影

Magic Lanternのテスト撮影もそろそろうんざりしてきました。 組み合わせた機材 EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMとMeike Drop-in Filter Mount Adapterの組み合わせです。 他にも、いつものようにグリップやビューファインダーを使って手持ち撮影しています。 …

HLGをTone MappingでBT.709に変換

10bitのHLG(Hybrid Log-Gamma)の動画をPremiere Proの新機能「Auto Tone Mapping(自動トーンマッピング)」でBT.709に変換しました。輝度差の大きな状況でも白飛び・黒潰れが発生しません。 Panasonic Lumix DC-GH5のHLGモード *1 で5K撮影 *2 しています…

Magic Lantern|スピードブースターを組み合わせて撮影

再度、EOS MにМИР-1B(ミール1B) でテスト撮影しました。 前回はこちら。 今回はこちら。 機材組み合わせ 今回はスピードブースターを組み合わせました。 Viltrox EF-EOS M2 マウントアダプター 縮小光学系の入ったいわゆる「スピードブースター」です。組…

Magic Lantern|オールドレンズの開放で撮影

初代EOS Mにいろんなレンズや機材を組み合わせて、Magic Lanternのテスト撮影をしています。ずっと「5K(5.2K) anamorphic frtp」モードでの撮影です。 2月になり、近所で梅が咲いていたので撮影しました *1 。 組み合わせた機材 Olympus ZUIKO AUTO-S 50mm…

これを使って掃除

2022-23年の年末年始に、これを使って大掃除をしました。ものすごく捗りました。 近所の100円ショップで購入しました。 使用方法 平たいところにこびりついた汚れをかき取るのに使います。 お風呂 浴槽の壁、浴室の壁にこびりついた水垢を「削り取り」ます。…

Magic Lantern|ピント浅めでテスト撮影

単焦点レンズを開放近くで使って、ピント浅めの動画 *1を撮影しました。 組み合わせた機材 EF50mm F1.8 STM 廉価なレンズを開放で使うのにはやや抵抗があったので、F2.2で撮影してみました。 Meike Drop-in Filter Mount Adapter 今回も露出調整はこちらのみ…

Magic Lantern|「スーパー解像度」でraw動画を高画質化

EOS MとMagic Lanternの組み合わせでraw動画を撮影しています。 Magic Lanternにはいろんな撮影モードがありますが、今は「5K anamorphic frtp」をメインにテストを続けています。 5.2K(5208px × 2178px)のraw動画が撮影できる、という一見すごいモードな…

Magic Lantern|EF-Sレンズでテスト撮影

組み合わせる機材や設定を変えながら、EOS Mを使ったMagic Lanternのテスト撮影を続けています。 バスに乗り、区内の公園に撮影に行きました。 組み合わせた機材 今回組み合わせた機材は下記のようになります。 EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM EF-Mでなく、EF…

CanonのカメラでClassic Chrome撮って出し(リトライ)

3年ほど前に行った *1 、Classic Chrome風のPicture Style作成を改めてやってみました。 カラーチャートの作成 Photoshopで比較撮影用のカラーチャートを作成しました。 「Canonの6色相」をチャートにしています。 背景にニュートラルグレー(r:127 g:127 b:…

Canonの6色相

キヤノンのオリジナルピクチャースタイル作成アプリ「Picture Style Editor」をもう少し厳密に使いたかったので、調べてみました。 以前、キヤノンのカメラでクラシッククロームを再現した時は、たまたま所有していたX-Rite ColorChecker Passport Videoを使…

EOS MにLCDビューファインダー

背面液晶用の外付けファインダーを入手しました。 EOS Mを使い始めたとき、家にあるもので簡単な外付けファインダーを作りました。特に使い続けるつもりはなく、半分冗談のつもりで記事にしました。 ですが、Magic Lanternを使い始めてみると、マニュアルフ…

Magic Lantern|МИР-1B(M42)でテスト撮影

前回の撮影の反省を元に、機材の組み合わせを変更してテスト撮影してみました。5.2K anamorphic frtp 12bit rawです。 気に入ったカットはあまり撮れませんでした。精進しなくては。 機材の組み合わせ МИР-1B 組み合わせたレンズはМИР-1B(ミール1B) 37mm F…

Photo Yodobashiはシャッキリポン

「ディティールを保持 2.0」で縮小した画像(部分)。レチナ表示であれば、このくらいのシャープネスが一番精細感が出ます。 カメラが好きなので、カメラ系のサイトはよく見ます。海外検証比較サイト、新商品情報サイト、個人blog、個人運営検証blog、カメ…

Magic Lantern|SDカードの追加購入と再ベンチマーク

ちょっと性能がアップしたはずのSDXCカードを追加で購入してみました。 SDXCカード SanDisk Extreme PRO 170MB/s SDXC V30 UHS-I U3 Class10 128GB これまで使っていたのはこちらです(写真:右)。「170MB/s」を謳っています。容量は128GBです。Amazonで並…

Magic Lantern “5K anamorphic frtp” のテスト撮影

Magic Lantern “5K anamorphic frtp” を試してみました。 撮影は本当に大変でした。改めて初心者であることを思い知らされました。 12bitで撮影しましたが、200フレーム/8〜9秒程度しか撮影できませんでした。もっと性能のよいSDカードを試してみようと思い…

raw burst modeで300フレーム

EOS M6 Mark II *1 のRAWバーストモード(raw burst mode)を使い、raw動画を作るYouTube動画がありました。 EOS M6 Mark IIのRAWバースト時の最大連続撮影枚数は70枚程度のはずですが、本人いわく、平均100〜300フレーム連続して撮影できているとのこと。 …