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(失敗)手作りのグレーカード

リキテックスアクリルガッシュ

最近、グレーカード *1 をよく使います。市販品は既に持っているのですが自分で作れればもっとラフに使えるのではないかと考えました。

身近な材料で作ってみました。が、うまくいきませんでした。

制作

100円ショップで売っている寄せ書きなどに使う「色紙(しきし)」にグレーの塗料を塗装してつくります。

(ジェッソなどの)下地塗装が面倒だったので、マット仕上げで被覆効果の高そうなアクリルガッシュ(商品名「 リキテックス ガッシュ・アクリリック プラス」)を使ってみました。塗装に使ったのは以下のカラーです。

  • 063 ニュートラル グレー7
  • 061 ニュートラル グレー5
  • 065 チタニウム ホワイト(+墨汁)

再現性を確保したかったので微妙な混色等は行っていません。

検証

カラーチャートを基準にホワイトバランス調整済

市販(のカラーチャート)のグレーチャートと自作のグレーカードを並べ、直射日光下で「ホワイトバランス:昼光」で撮影しました。左から、市販のチャート、グレー7、グレー5、ホワイト+墨汁、となります。

raw現像時に市販品基準でグレーポイントを補正します。この時点で「なんか同じ彩度ではなさそう」なことがわかります。

実際に測色 *2 すると、市販品のチャートの[色相:0° 彩度0%]に対して、

  • 063 ニュートラル グレー7:[色相:210° 彩度6%]わずかに青みがかっています。
  • 061 ニュートラル グレー5:[色相:214° 彩度6%]やはりわずかに青みがかっています。
  • 065 チタニウム ホワイト+墨汁:[色相:212° 彩度14%]かなり青い *3 です。

でした。

彩度最大

目一杯彩度を上げると差が一目瞭然です。

濃度(明るさ)にこだわらなければ簡単につくれるかと考えていましたが、甘かったようです。「無彩色の塗料」は意外と入手が難しい。もっと探せば見つかるのでしょうか。メーカーはどんな塗料を使っているのでしょう。


*1:今回作ろうとした「グレーカード」とは、露出基準を調べるための「18%グレー」のカードではなく、写真のホワイトバランスを調整するための「無彩色の板」です。

*2:測色しやすいよう、(ピクセレートの)モザイクのエフェクトをかけています。

*3:100円ショップの墨汁はカーボンだけでなく染料も入っているっぽいです。作成時にすぐに気づきました……。