単焦点レンズを中古で購入し、休日に外出先でPentax K-30を使って撮影してみました。
smc PENTAX-FA 20mm F2.8
購入したのはsmc PENTAX-FA 20mm F2.8です。
フルサイズ対応のAFレンズですが、Pentaxの現行レンズラインナップからは落ちてしまっています。程度のよい中古をヤフオクで手に入れました。K-30はAPS-Cセンサー機なので、組み合わせると換算30mm相当のレンズとなります。
まだあまり使い込んでいませんが、ファーストインプレッションは「微妙かも…」です。
- 「超広角レンズ」として企画されている製品なので、本来は焦点をきっちり深く合わせて撮るレンズです。なのでボケ味・ボケ質とかはあまり考慮されていないようです。光源には絞り羽根の形状の六角形が白縁付きのリング状に現れます。
- フルサイズ用レンズをAPS-C機で使っているので画面周辺部は高品質のはず、と思ったのですがそれほどでもありませんでした。APS-C機で使っても *1 中央と周辺とで品質差はそれなりにあります。
- レンズ補正用プロファイルはカメラ側にもAdobe側にも用意されていません *2 でした。酷い!
- (等倍で見ないとわかりませんが)描写の「線が太い」印象がありました。
- (購入前から知ってはいましたが)ボディ内モーターによるフォーカス制御なのでギア音がけっこうします。
- 硝材がたっぷり詰まっているので単焦点レンズですがずっしり重い *3 です。
もちろん、レンズに罪はなく、単に私の目論見がはずれただけです。
写真の強化(Enhance)
いつのまにか *4 Lightroomでも写真の「強化」が使えるようになっていました。AIを使った解像度アップです。ディティールの多い風景写真に有効と思い、今回の現像に使ってみました。
細かなディティールを維持・再現しながら拡大できるのは素晴らしいのですが、1600万画素(4928px × 3264px)のデータを6400画素(9856px × 6528px)にしても観賞する方法がありません。そもそも4Kモニタでも800万画素しか表示できないので、まったく意味はありません *5 でした……。
冒頭の写真の中央部を3枚に分割して配置してみましたが、縦6528pxはとても表示しきれません。
現像メモ
六義園
撮影場所は東京都文京区の六義園です。とても素敵な日本庭園ですが、休日ににもかかわらず人はほとんどいませんでした。植生が豊かで緑色のバリエーションが豊富 *6 です。とても新鮮な気持ちで楽しむことができました。
すぐ近くにフレーベル館がありました。