Lenovo XiaoXin Pad Pro 2021の最近ですが、再システムアップデート後に多少改善しました。追記しています。

2021年の末にLenovo XiaoXin Pad Pro 2021を購入しました。

中華通販サイトのBanggoodで4万9千円ちょっとでした。AmazonでTPUのケースを買ってちょうど5万円くらいです。ハイエンドクラスのAndroid タブレットを抜群のコスパで購入でき、大変満足しています。

2022年のTabletの購入条件

初代iPad（2010年）から数えて、購入したタブレット端末は十数枚になります。Android タブレット *1 も今回で7枚目になりました。

「買い替え」の際は以前よりよい機種でリプレイス *2 するので、徐々にハイエンドに近いものを買うことになります。現時点での購入条件 *3 は、

有機ELディスプレイ
画素数は2560px × 1600px（以上）
Widevine L1

です。今回購入したLenovo XiaoXin Pad Pro 2021ももちろんこの条件をクリアしています。

前機種との差異

実は、これまで2年間ほど使っていたSamsung Galaxy Tab S6とのスペック差はごくわずかです。

Lenovo XiaoXin Pad Pro 2021

11.5インチ有機ELディスプレイ
Qualcomm Snapdragon 870
6GB/128GB
485g
8600mAhのバッテリー容量
JBLチューニング4スピーカー

Samsung Galaxy Tab S6

10.5インチ有機ELディスプレイ *4
Qualcomm Snapdragon 855
6GB/128GB
420g
7040mAhのバッテリー容量
AKGチューニング4スピーカー

まんべんなく性能アップしていますが、基本的にはほぼ同じです……。衝動買いです……。

画面サイズの違いによる微妙な差異

実質、2枚の違いは、画面サイズのみ（Lenovo：11.5インチ、Samsung：10.5インチ）と言えます。ただ、1インチの差ではありますが、実際に使ってみると違いを感じます。

映画観るなら大きい方がいい

やはり買い替えの効果はありました。ほんの少しであっても画面が大きいと映画を観るのが楽しいです。

「大画面」というのならば、本当は大型4Kテレビなどで観た方が高精細・大画面なのですが、近視なので大画面を離れて観てもディティールを楽しめません。タブレットにかぶり付きで観る方が楽しめます。

寝床で観ると「パース」がつく

ただ、寝床で観るにはやや大きすぎます。少しでも傾くとパースがついて画面が台形になってしまうのです。横になって垂直にタブレットを立てるのは意外と気を使います。

使い勝手がややダウン

使っていると「なんかちょっと大きいな（持て余すな）」「なんかちょっと重いな」と感じることがあります（慣れましたが）。また、縦持ちでのソフトウェアキーボードの使い勝手が落ちます。画面中央に親指が届きづらくなりました。

単機能の「ビューワー」に徹して使うのであれば大幅改善ですが、それ以外の「汎用」タブレットとしての使い勝手が落ちてしまったのはやや残念です。これより大きな画面になったら *5 さらに使い勝手が落ちるでしょう。

購入を検討中の方へ。基本的には👍 細かいところで👎

2022年になってから、国内外でハイエンドタブレットがいつになくたくさん発表・発売されていますが、いまのところ、この機種が一番コスパもよく、性能のバランスもよいと考えています。

個人的にはすごく満足していますが、手放しでおすすめするには気になる点もあり、購入を検討している方にお伝えしておきたいこともあります。

ROMの入れ替えが必須

WidevineをL1にするために、購入後にオリジナルの中華ROMに焼き直す必要があります。ちょっと面倒でした。やり方はこちらのレビューサイト *6 に詳しく載っています。作業にはWindows機が必要です。

デフォルトブラウザがリセットされる

おそらくバグ *7 だと思うのですが、ブラウザ（ChromeやFirefox）を終了すると、デフォルトのブラウザがリセットされてしまいます。設定項目自体が見えなくなるのでけっこうまごつきます。また、特定のアプリ、具体的にはMX Player（動画再生アプリ）がデフォルト「ブラウザ」と誤認され、各種リンクが効かなくなってしまうことがあります。原因がわかるまでかなり困りました。これらの不具合は、