3年ぶりにスマートフォンを買い替えました。
在宅勤務で外出する事も減り、スマートフォンを使う頻度もすっかり落ちてしまったのですが、何となく買い替えてみました。
購入したのはOPPO Rino3 Aです。iijmioのユーザー向け割引で、2万円弱で購入できました。
これまで使用していたのはXiaomi Mi Mix 2 *1 です。Xiaomiが日本に進出する前のグローバルモデルです。中華の通販で4万円強で購入しました。
どちらも中華メーカー、今回購入したのは低価格のミドルレンジモデル *2 ですが、使い心地はさして変化しないだろうと予想していました。ですが、実際に使ってみたところ、小さくない差を複数感じました。
けっこう驚いたので記事を作成する事にします。
◉いわゆる商品レビューではありません。内容・評価はそれなりに偏っています。
これらは想定内・想定通り
有機EL画面
タブレット *3 で有機ELの画質のよさはわかっていたので、買い替えに当たっての必須条件でした。コントラストが高く、黒の締まりが抜群です。満足しています。屋外・直射日光下での見やすさも良好です。これだけで買い替えた甲斐がありました。
カメラ性能
スマホのカメラにはあまり期待しておらず、巷のレビューを見ても特筆すべき点はなさそうです。メインカメラ(レンズ)は画素数48Mを謳っていますが実際にはあまり解像しません。RAWで撮ると *4 12MPなのでソフトウェアによる目伸ばしではないでしょうか。そういう画質です。周辺部は収差が発生します。発色も不自然に彩度高めです。
ただ、超広角カメラ(レンズ)が搭載されているのは便利そうです。
おサイフケータイ
海外モデルはFelica搭載機でもおサイフケータイ機能が使えないので、国内モデルを買う意味があります。ただ、積極的に使うかどうかはわかりません。モバイルPASMOくらいでしょうか。
防水防塵
IP68だそうです。防水対応でない以前の機種で困った事はありませんでしたが、なんとなくの安心感があります。今後役に立つかもしれません。
これらは想定外。購入後に気づきました
Android 11
商品到着時は10でしたが、翌日にAndroid 11のアップデートが降ってきました。Android、特に中華メーカーに対してOSアップデートは全く期待していなかったので驚きました。Androidセキュリティアップデートも2021年5月5日になりました。
色域
設定に切り替えがあったので気づいたのですが、Display P3に対応しているようです。sRGBモードに比べ鮮やかです。以前のモデルと同じ写真を見比べても鮮やかです。
スリムになって持ち心地改善
横幅が75.5mm(Mi Mix 2)から74.1mm(Reno3 A)になり、わずか1.4mmの差 *5 ですが持った印象が大幅に変わりました。持ちやすく、落としづらい印象です。横幅70mmを越えるスマホはどれも持ちづらい *6 と考えていますが、たとえ70mmを越えたとしても幅は少しでも狭い方がよいようです。
縦長になって使い心地大幅ダウン
ディスプレイの解像度が2160px × 1080px(Mi Mix 2)から2400px × 1080px(Reno3 A)と1.11...倍の縦長になりました。以前から届きづらかった画面の上端に、ついに指が届かなくなってしまいました。びっくりするぐらい片手操作が難しくなりました。
その他
背面素材
比熱や叩いた感じ、背面の素材は強化ガラスじゃないっぽいですね。ポリカーボネートでしょうか。剥き身 *7 で使い続けて傷がどのくらい付くのか気になります。
Type-Cのイヤホンが使えな…
今まで使っていたUSB Type-Cのイヤホンが認識されず、一瞬、焦りましたが、詳細設定でOTG接続を明示的に「オン」にしないと使えるようにならない *8 のでした。
使い心地を大きく変えるつもりはなかったので、これまで使っていた機種と大きさが似たものを選んだのですが、微妙な寸法の差異でここまで利用時の印象が変わるとは思いませんでした。
(超縦長の)Sony Xperiaとかを選択していれば、逆に全く驚かなかったかもしれません。