Androidスマートフォンをデジカメの外部モニタにできることを最近知りました *1 。
デジカメをzoomやteamsのカメラにする、小型・廉価なhdmiキャプチャーデバイスを使います。このデバイスが話題になった *2 のは2020年頃です。当時から関連アプリケーションなども少しずつ開発されていたのでしょう。
必要な機材
hdmiキャプチャーデバイス
「UVC(USB Video Class)」対応製品ならどれでも大丈夫 *3 だと思います。ただ、出力側はUSB Type-Cの製品(写真下)がよいです。Type-Aのタイプ(写真上)だとスマートフォンとの接続のために追加の変換アダプター/OTGケーブルが必要になり、使い勝手が悪くなります。
hdmiケーブル
一番短い0.3mのケーブルを選択しました。カメラ側コネクタはMicro、Mini、標準の3種類を買いました。カメラボディのhdmi出力コネクタは機種によりさまざまです。EOS MのコネクタはMiniでした。
固定具
何でもよいのですが、軽さ重視・安さ重視でAmazonでプラスチック製のスマホホルダーを購入しました。もっといいものがあると思います。
スマートフォン
今使っているOPPO Reno3 Aを繋ぎました。屋外で使用するなら有機ELのモデルが有利だと思います。また、大画面タブレットを繋ぐのもいいかも知れません。
アプリケーション
いろんな方がいろんなアプリを試していますが、どうやら「USB Camera Pro」一択のようです。
使ってみて
- FullHDの画面なので、素晴らしく高精細です。ハイエンドミラーレスのEVFに迫る622万ドット相当 *4 です。マニュアルフォーカスもしやすそうです。
- 軽量なカメラと組み合わせると全体がやや重く、重心が上になってしまいました。もっと重いカメラと組み合わせたほうがいいかもしれません。
- 今回の機材の組み合わせではスマホのボタン類とホルダーが重なり、光軸中央にスマホを配置できませんでした。残念。
- タイムラグはあります。