coluli

安物のカメラ機材を使ったテスト撮影ばかりしています。

Fujifilm X-T100の撮って出し

FujifilmのX-T100を使って、評判のいい「フィルムシミュレーション」を少し試してみました。

近所を一回りしてきました。設定はほぼデフォルト。WBは「晴れ(太陽光)」、スタンダードの「PROVIA」で撮って出ししています。露出補正も行なっていません。

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漫然と撮影したのにも関わらず、「おっ、(いつもより)キレイかも」と思わせるものはあります。撮影時の「期待値」よりも綺麗な画像を出してくるのは本当のようです。

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Lightroomで階調を調べると、コントラストは高めですが、白とび・黒つぶれは最小限に抑えられていました。上品なトーンです。

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でも、単に曇り空だったからだと後で気づきました。

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シミュレーションの上がりが好みにドンピシャでハマると、Fujifilmの信者になってしまうのもわかるような気がします *1

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晴れた日の下では、普通に白とび・黒つぶれしています。

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20世紀末によく使用していた、Fujifilmのポジフィルムは、確かにこんな印象 *2 でした。

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もちろん、気のせいかもしれません。ですが、最初の上がりの良し悪しは、カメラに対する印象に大きく影響すると思います。

とても気に入りました。


*1:とはいうものの、信者になって撮って出しで済ますつもりはありません。設定のチューニングもしないと思います。 しばらくはraw+jpgで撮影しますが、いずれrawオンリーになるでしょう。貧乏性なのです。

*2:ただし、解像力ははるかに上回っています。135よりも、ブローニーや4×5のポジの印象に近いです。