200608|追記 その後、商品名が変わりました。この記事で取り上げている「Aerobook Pro(Aerobook Pro 15.6)」は、「Aerobook Plus」という名称になりました。適当に読み替えてください。
中華パソコンメーカーのCHUWI(ツーウェイ)から、また超コスパのよいノートパソコンが発売されるようです。
4Kモニタ標準搭載、i5なら5万円台、+1万円で16GBメモリに、もしかするとPD電源アダプター付き、となかなか強力なスペックです。indiegogoで先行予約を受け付けています。
CHUWI製品はどれも質感・仕上げが良く、デザインもシンプルなので何台 *1 か購入しています。今回もかなり期待できます。
見れば見るほど至れり尽くせりのスペックですが、さらにOSXを含むマルチOS対応も売りにしているようです。紹介ページには、10、7、Linux、Ubuntuに加え、OSX(Hackintosh)のデスクトップ画面が紹介されています。
AeroBook Pro 15.6-迫力の映像に浸れる4K大画面 | Indiegogo
国内のプレス資料でも、「ハッキントッシュにも最適」と紹介されています。Systemの項目に堂々と「macOS」と記載されていました *2 。
今となってはMacintoshもWindowsもCPUはどちらもX86互換なのでOSXのインストール自体はさほど難しくありません。が、周辺デバイスのドライバが足りない(存在しない)ので、何かと不都合があります。私が以前試した時は、ネットワークもサウンドも機能せず、全く役に立ちませんでした。
一方こちらの機種は、GPUなど周辺デバイス含め、過去のMacで使用されたパーツを使っているようで、おそらくあっさり機能すると思われます。スペック表を比較している方がいました。
ではお前もやるのか、と聞かれると「う〜ん」という感じです。XPならいざ知らず、Windowsも10になってからは大きな不満はあまり感じなくなりました。安定性を犠牲にしてまでやるようなことではないと思います。趣味としても「詳しい人のマネ」をするだけなので、さほど楽しくありません。
あと、キー配列がよくありません。AeroBook(無印)とは異なり、
ctrlキーが左端、かつctrlキーのみでかい
タイプなので、Macのキーボード風にキーアサインを変更することができません。大きめのキーは、スペースバー両端でないと⌘キーにアサイン変更できません。
さらに、10キー搭載なので、ホームポジションが左にシフトするのも気になります。