古いWindowsマシンのOSをLinuxに入れ替えて、再利用を目指してみました。その時のメモです。
古いWindowsマシン
AsusのEeeBox PC EB1021です。主なスペックは、
です。7年ほど前 *1 にAsusのアウトレットで19,800円で購入しました。購入当時はWindows7がのんびりと動いていました。
入れ替えたOSその1:CloudReady
- Chromium OSのひとつ、「CloudReady」をインストールしました。
- インストールはうまくいき、最初は普通にうまく動きました。
- デスクトップ環境はまあまあ軽快な動きです。
- Chrome OS用のキーボード *2 をつなぐと、ファンクションキーのショートカット含め、便利に使えそうです。
- 起動時間はとくに改善しませんでした。数分かかります。
- Amazon Prime Videoが再生できませんでした。プラグインをインストールしたら、再生はできるようになりました。
- YouTubeなど、動画系は軽くなりませんでした。FHD動画はほとんど再生できません。
- 何度かアップデートをかけていたら、音声が機能しなくなりました。その時点で諦め、別のOSを入れてみることにしました。
入れ替えたOSその2:Ubuntu
- Ubuntu 19.10 日本語 Remixを入れてみました。
- 雑誌「日経Limux」の付録DVDを使いました。
- インストールはうまくいき、普通にうまく動きました。
- デスクトップ環境はまあまあ軽快な動きです。
- 起動時間はとくに改善しませんでした。数分かかります。
- YouTubeなど、動画系は軽くなりませんでした。FHD動画はほとんど再生できません。
- Amazon Prime Videoは再生できました。やや途切れ気味です。
- Wi-Fiを使わず、有線のイーサネットを使っても動画再生はさほど改善しませんでした。
まとめ
一応、動くことを確認して、マシンはしまいました。
- 元々が低価格のローエンドPCだったので、OSを入れ替えても改善はわずかでした。
- 動画系が全く軽くならなかったのは残念でした。数千円で買えるAmazonのFire TV *3 よりも動画性能で劣るのでは、再利用の意味もありません。
初めてBeOSをインストールした時は起動の速さや性能の高さに驚いたものです。文字通り数秒で起動し、複数のmovieファイルがギュンギュン動いていたあれはなんだったんだろうと今でも思います。