前回のエントリーに引き続き、DSC-RX100で動画撮影をする際の設定を検証しました。シャープネスの設定(+3〜-3)を変更して撮影しています。
(シャープネス以外の主な設定)
- クリエイティブスタイル[スタンダード]
- 彩度 +2
- コントラスト -2
- 露出補正 -1/3
(シャープネス以外の主な設定)
- クリエイティブスタイル[スタンダード]
- 彩度 +2
- コントラスト -3
- 露出補正 -1/3
ディティールを等倍表示で比較してみました。
シャープネスと強くするとリンギングが目立ってきますが、ディティール/質感は出てきます。 シャープネスを弱くしてもリンギングは残るようです。全体としてはピントの甘い、ぬるりとした印象になります。
シャープネスを変更すると樹木の質感がかなり変わってきます。葉っぱの「固さ」がそれぞれ異なる印象です。
シャープネスを強くすると葉脈などのディティールが強調され解像感が増しますが、実物の印象からは離れてきます。
どれも一長一短で設定値を機械的に決めることは難しいようです。 +2〜-2の間あたりで、撮影モチーフや自身の好みで決めればよいと思います。無難に±0でもよいでしょう。