DC-GH5の高速連写の機能「6K Photo」を利用した撮影時の設定 *1 です。
DC-GH5はいろいろな撮影モードがありますが、「6K Photo」による動画撮影が最も高解像・高精細になります。
ただし、残念ながら6K Photoはもともと静止画撮影のための機能なので、動画撮影時のいくつかの設定を使うことができません。具体的には、
- 「輝度レベル」設定が使えません。白とび・黒つぶれを制御しづらいです。
- 「マスターペデスタル」設定が使えません。黒つぶれを制御しづらいです。
なので、対策として、
となります。
(190727版)
撮影時設定
- 輝度レベル:設定対象外
設定できません。 - マスターペデスタル:設定対象外
設定できません。 - 撮影モード:A
回折防止のため、絞ってもf/7.1まで。NDフィルターは使わず、シャッタースピードが早くなってしまっても気にせず(諦めます)。 - 露出補正:-2/3
白とび回避のために低めにします。 - ISO:オート
- ホワイトバランス:補正なしの「晴天」
- フォトスタイル:CineLike D
コントラスト低めのフォトスタイルです。 - コントラスト:±0
「コントラスト」はあくまでもハイライト・シャドウへの操作です *2 。白レベル(ハイエストライト)・黒レベル(ローエストシャドウ)の調整目的としては限定的なので、使わないことにします。 - シャープネス:-5
「超解像」と併用。 - ノイズリダクション:-5
暗部ノイズは必要に応じてNeat Videoで処理することを前提に。 - 彩度:±0
これでもまだ高いかも。 - 色相:±0
- ハイライト・シャドウ:-1, +1
「コントラスト」を使用するよりも、白飛び黒つぶれ回避に効果的なのでこちらを使用します。
改訂履歴
- 190526 作成。
- 190531 白飛び黒つぶれの回避には、「コントラスト」よりも「ハイライト・シャドウ」を使った方が効果的 *3 であることを以前検証したことを思い出しました(完全に忘れていました)。
- 190727 彩度が高すぎるので抑える。