前回のエントリーで、白飛び防止にはiDレンジコントロールだけでは足りない事が判明したので、再度ハイライトを設定してテスト撮影しました。
雨上がりの曇り空の印象を比較的意図通りに再現できたと考えています。
- 輝度レベル:0-255
- フォトスタイル:Natural
- コントラスト:±0
- シャープネス:-5
- ノイズリダクション:-5
- 彩度:+1
- ハイライト:-3
- シャドウ:±0
- iDレンジコントロール:AUTO
撮影時の露出補正、編集時の色変更などは行っていません。
ヒストグラムを見てもすべての明るさを満遍なく使いつつ、白飛び/黒潰れが発生しないギリギリの域内に収まりました。
曇り空と逆光の桜の木の幹の階調を同時に収録できたのには満足しています
(自分以外の方には、単なる「眠い絵」にしか見えないかもしれませんが、それはそれ)。
ただ、「白飛びせずに済んだ」とは言うものの、空の階調の幅もそんなにあるわけではありません。動画から画像を切り出し、思い切りアンダーに補正してみました。ハイエストライト部はやはり白飛びしているようです。
設定をさらに下げればハイライトの階調は多少増えると思われますが、相対的にミドル域のトーンが減るはずです。ぱっと見も今よりももっと眠くなるので、迷うところです。
あるいはlog収録/カラコレすればもっとトーンは増えるのでしょうか。logはやった事がないのでどうもよくわかりません。 もっとも、DMC-G7にはlogの設定はありませんし、そもそも8bitしかない階調をむりやり引き延ばして大丈夫なのでしょうか。
引き続きテスト撮影を続けたいと思います。