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CanonのカメラでRICOH「ポジフィルム調」撮って出し(リトライ&失敗)

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キヤノンのPicture Style Editorを使ってRICOH GRIIIx「ポジフィルム調」風のPicture Styleを作成しました。以前にも作成 *1 していますが、改めて丁寧に作り直しました。そして失敗しました。

やったこと概要

  • EOS R50でグレーチャートやカラーチャートをraw撮影します。
  • 撮影したrawファイルをCanon DPP4(Digital Photo Proffesional 4)を使い「忠実設定」で現像します。
  • 同じrawファイルを今度はAdobe Lightroom Classicを使い *2 (詐称した)RICOH GRIIIx「ポジフィルム調」のプロファイル *3 で現像します。
  • 2枚の画像の色調を比べ、CanonのPicture Style Editorで「ポジフィルム調」を再現します。

となります。

ざっくりとトーンを補正

モノクロのグラデーションを撮影し、DPP4の「忠実設定」で現像したものとLrの詐称「ポジフィルム調」で現像したものを比較しました。

グレースケールチャート

↑ モニタにグラデーションを表示させて撮影しました。

↑ グラデーション部分を切り出して並べています。数値を拾いやすいよう、大き目(200px)のモザイク処理(ピクセレート)をしています。

↑ シャドウ、ミドル、ハイライトの3点をプロットしました。「ポジフィルム調」は「忠実設定」に比べ、ローキーでした。

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カラーチャートの撮影

カラーチャート

360度の色相をカラーチャートモニタに表示させて撮影しました。測色に必要なのはPicture Style Editorで必要な6色 *4 (黒枠部分)だけなのですが、液晶モニタやカメラの設定を介すことで若干ぶれます。「忠実設定」で現像した時の6色は白枠の部分でした。

白枠内の6色を比較し、Picture Style Editorの値を調整しながら「ポジフィルム調」に近づけていきます。

測定結果

ものすごく手間がかかりましたが、何度も調整して完璧にそろえることができました。

測定値と補正値と補正後の数値

補正値の値でPicture Styleを作成しました。

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そして失敗

手持ちの写真を現像してみました。何枚かはLightroomで現像した「ポジフィルム調」の色調に近いものでした。ですが、数値上は完璧に揃えたはずなのに、再現度は「もう一声」でした。また、特定の条件では破綻した全く違う色調になってしまいました *5 。汎用性が低いので今回は失敗です。配布もできません。

◎記事内の写真は今回作成したPicture Styleで現像しています。


*1:前回作成した際は目視での主観による追加調整が多かったこともあり、測色した数値は記事に掲載していませんでした。

*2:GRIIIxのカメラ内現像とLightroomでのプロファイル現像の差を比較している方がいらっしゃいました。カメラ内現像(=撮って出し)はややコントラストが高いように見えます。 blog2.hisway306.jp

*3:詐称したdcpファイルではプリセットの色温度が正しく機能しないようなので、全て「撮影時の設定」で使用しています。

*4:今回は素直に60度間隔で測定しています。

*5:一晩考えたら理由がわかったような気がするので、続きを記事にする予定です。