rawシーケンス(連番ファイル)から動画を作成する *1 際の勘所についてメモしておきます。自身の備忘録となります。
現像は1枚だけ。1回だけ。
- 現像は使い慣れたLightroomを使用します。
- Lightroomでシーケンスの最初の一枚のみ現像します。全画像現像する必要はありません。「設定の同期」なども必要ありません。
- 意図通りに現像したら「メタデータをファイルに保存」します(
⌘
+S
)。rawファイルの隣に.xmpファイル(現像設定の一式)が作成されます。 - 画像の書き出しは行いません。
AfterEffectsで変換する。
- 動画ファイルへの変換は、AfterEffectsを使用します。
- あらかじめ環境設定で
読み込み設定
→シーケンスフッテージ
を普段自分が使うフレームレート(例:29.97fps)にしておきます。コンポジションごとに都度設定も可能ですが、量をこなすとだんだん煩わしくなってきます。 - rawシーケンスを読み込みます。読み込み時に表示されるCamera Raw画面が、Lightroomで現像した設定(xmpファイル)の通りになっているので、追加の調整は不要です。
- 取り込んだ画像は一番高画質なApple ProRes 4444 *2 で書き出し、動画素材として使用します。
Premiereでは変換しない。
- Premiereも連番ファイルの読み込みを使った動画の作成に対応していますが、rawシーケンスの直接取り込みには対応していません。jpgやpngに書き出す必要があります。
- 残念ながらPremiereは静止画に埋め込まれたカラープロファイルを読まないので取り込み時に色がかな〜り変わります *3 。
- 最初から最後までAfterEffectsでやってもよいのですが、(私の場合は)購入したプラグインや慣れの関係などで、その後の編集はPremiereで行なっています。