PowerShot G7 X Mark IIIの動画のコントラスト設定を試してみました。
いろんなパターンでたくさん撮影しましたが、白とび・黒つぶれはほぼ発生しませんでした。拍子抜けです。
結論としては、
- 白とび・黒つぶれ防止を目的にコントラストを操作する必要はない。
- ちょっとやそっと設定をいじっても、白とび・黒つぶれは発生しない。
- 表現としてどうしたいかで設定値を決めるのがよい。
です。
詳細は割愛しますが、要点のみ。
◎ベースとなるピクチャースタイルは「ニュートラル」です *1 。
↑ コントラスト-4(最小値)では、ハイエストライト側・ローエストシャドウ側双方にかなり階調の余裕があります。(Pana機でいうところの)「輝度レベル:16-235」「マスターペデスタル:+15」のように使えそうです *2 。余裕ありすぎでもったいないくらいです。
↑ ちなみに、撮影時に1EV暗くしても暗部は潰れませんでした。びっくりです。
↑ コントラスト+4(最大値)でやっと白とびが発生します。が、↓
↑ 編集時に露出を0.1EV下げるだけで輝度レンジ内に収まりました。シャドウ側も収まっています。
設定値としては、
- 高輝度側・諧調優先:オン 上記の撮影はどれもオンです。ただ、オフで撮影しても白とびは特に発生しませんでした。現時点では「おまじない」に近いと感じています。
オートライティング・オプティマイザ:オフ シャドウ部が潰れることはまずないとわかったので使わないでおきます。また、暗部の補正(ゲインアップ)ならば編集時にやっても同じはずなので。
肝心のコントラストの数値は決めかねています。しばらく±0で撮影を続けてみることにします。