動画撮影用にOlympus OM-D E-M10 Mark IIIを購入しました。まずは4K動画撮影時のクロップ量*1を調べてみました。
手ぶれ補正モード:オフまたはM-IS2の場合
4K動画撮影時でもセンサーのフル幅を使用します。左右のクロップはありません。
静止画4608*3456の上下をカットした、4608*2592のエリアから、4K動画(3840*2160|4K UHDTV)を生成します。
広角レンズをそのまま広角レンズとして使えるので、大変ありがたい仕様です。以前使っていたDMC-GH4やDMC-G7では、4K動画撮影時にはそれなりにクロップが発生していました*2。
また、クロップなしのままでセンサーシフト式の強力な手ぶれ補正(M-IS2モード)が効くので大変助かります。
静止画撮影時との対角の比は約1.0895となります。例えば12mmのレンズは13.1mm相当になります。35mm換算で26.2mmほどになります。
手ぶれ補正モード:M-IS1の場合
センサーシフト式と電子式を併用したモード(M-IS1)では、画面中央部(実測値3866*2174|ほぼ4Kのdot by dot)にクロップされる代わりに、さらに強力な手ぶれ補正となります。
静止画撮影時との対角の比は約1.2986となります。例えば12mmのレンズは15.6mm相当になります。35mm換算で31.2mmほどになります。
手ぶれ補正の効き具合を確認しながら、どちらのモードで利用するか検討しようと思います。
*1:FHDで撮影した場合もクロップ量は全く同じのようです。
*2:センサーのフル幅で4K動画を撮れるモデルはやっと最近ぼつぼつ出始めましたが、どれも10数万円以上のハイエンド機ばかりです。