SonyからCyber-shot DSC-RX100が発売されましたが、猛烈に欲しい方でも購入はしばらく我慢しましょう。2012年の秋以降に購入することをお勧めします。
別売りのバッテリーチャージャー「BC-TRX」が未発売なのが大きな理由です*1 。2012年秋頃の発売ということなので、旅行に使うなどメイン機材として利用するには時期尚早です。
カメラ本体にスマホなどと同じマイクロusb端子がついているので、パソコンのusb端子や5Vのアダプター(iPhoneやスマートフォン用のものを利用可)にケーブルを直接つないで充電するのを推奨*2 しているようですが、端子のカバーがえらく繊細です。常用していると絶対に折ってしまいそうで大変怖い。ちょっとさわりたくありません。
また、本体充電だと予備バッテリーの充電ができません。別売りのバッテリーも発売されたばかりで今ひとつ供給が足りていない気がします。もちろん、互換バッテリーなども未発売です*3。
さらには、新商品なので背面液晶の保護フィルムも純正品しか選択肢がありません*4 。ちなみに、市販品の中ではNintendo DSi用の保護フィルム「下画面用」が比較的近いサイズ(50mm×67mm)でした。
あと、これまた重要なことですが、汎用の現像ソフトがrawファイルの現像にまだ対応していません*5
。
Lightroom、Aperture、Silkypixなどの対応までは本格的なraw撮影はできません。こちらも公開までに1〜2ヶ月程度はかかってしまうのではないでしょうか。純正のソフトウェア「Image Data Converter」のMacintosh版は激重で、利用し続ける気がおきません。
DSC-RX100は2012年の秋以降に買いましょう。我慢できる方は。