古いEFレンズ、EF28-90mm F4-5.6 II USMをフルサイズ機のEOS RPに装着して *1 撮影しました。すべてDPP4(デジタルフォトプロフェッショナル 4.18)で現像し、DLO(デジタルレンズオプティマイザ)を適用しています。DLO適用後の画像は十二分に高画質でした。
歪曲
歪曲収差はDLOの補正対象ではありませんが、DPP4での現像時に補正できます。
解像
チャートを撮影すれば高級レンズとの差は出ると思いますが、私の利用方法、4Kモニタでの鑑賞程度であれば解像の不足を感じることはありません。
無限遠の四隅は解像力が劣ります。風景写真での画面の均一性にこだわる人は嫌かもしれません。ただ、等倍表示での解像力ではなく、鑑賞時の解像「感」であれば適切なシャープネス処理の方が効果的です。わずかにアンシャープマスクをかけています。
色収差
強力な色収差補正がDLOの大きな利点です。Lightroomよりもずっと強力です。DxO PhotoLab 8(PureRAW 4) *2 よりも強力でした。
周辺減光
ズームの広角端をあまり使っていなかったのと、どのカットもそれなりに絞って撮影したこともあり、周辺減光補正の必要を感じませんでした。補正は可能です。
ボケ
暗いレンズですが、望遠端であればボケます。ボケ量だけならF4.0-F5.6のズームレンズは、同画角のマイクロフォーサーズのF2.0-F2.8と同じです。
望遠端開放の玉ボケの参考になるかもしれません。ボケ質に関してはよくわからないのでノーコメントです。
存在意義
DLO適用後の画質は(私にとっては)十二分です。明るさはもう一声欲しいところですが、フルサイズなりのボケ量は一応あるので許容範囲です。そんなことよりも(マウントアダプターと合わせて)300gの軽量な標準ズームであることに大きな存在意義 *3 があります。
これより軽いズームレンズに、RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM(210g)がありますが、さらに暗い上に広角寄りのズーム *4 になってしまいます。その次に軽いズームはRF24-105mm F4-7.1 IS STM(395g)です *5 。どちらのレンズにも手ぶれ補正がついているので実用度も高いとは思います。おそらく画質もよいでしょう。が、今一つ魅力を感じません。
機材の軽さはやはり正義です。(暗くてもよいので)軽量なレンズがどんどん発売されないかな、と思っています。










