coluli

安物のカメラ機材を使ったテスト撮影ばかりしています。

PowerShot G7 X Mark IIIで5K raw動画

PowerShot G7 X Mark IIIで5K raw動画の撮影を行っています。

わずかながらサンプルができてきたので公開してみました。

  • せっかくなのでオリジナル幅いっぱいの5K動画にしてみました。5470px × 2328pxのシネスコ(2.35:1)比率です。
  • 撮影時は30fpsですが、やや速度を落とし、24fpsにしています。
  • 音声はありません。

以下のように作成しています。


バースト撮影

  • カメラの電源を入れた後[RAWバーストモード:する]に設定変更します。
  • 電源を切ると設定がリセットされてしまうので、毎回行う必要があります。
  • スリープではリセットされないので、撮影一回(1日)につき一度設定することになります。
  • 30fpsのraw高速連写で無音の動画(素材)撮影を行います。
  • バッファ(一度に撮れる枚数)は公式には70枚となっていますが、もっとたくさん撮れる時もあります。99枚連続で撮影できたこともあります。

撮影ファイルの分割

  • バースト撮影したデータは独自形式で1ファイルにまとめられています。
  • そのままではLightroomなどの現像ソフトに持ち込めないので、Canon謹製の「Digital Photo Professional」を使い、分割します。

  • 一枚一枚手作業で分割します(^^;)。一括で行う方法はまだ見つけていません。

動画ファイルへ変換

現像はLightroom、動画ファイルへの変換はAfter Effectsを使っています。

編集

  • 編集はPremiereを使っています。
  • ソフトウェアスタビライズと簡単な色編集を行い、書き出します。
  • 撮影スピードは一律30fpsのはずですが、撮影ごとにわずかに遅くなったり速くなったりしている気がします。撮影に負荷を与えそうなカメラの設定はすべてオフにしました。
  • 撮影時にカメラの手ブレ補正機能を使うと動画にした際にくにゃりくにゃりとゆがむようです。今後はオフで撮影することにします。
  • Premiereのワープスタビライザーは「位置」のみ適用するのが良さそうです。拡大サイズも「固定」で。「回転・遠近」は画面のゆがみ・ゆらぎにつながるようです。
  • 撮影はすべて手持ちですが、ソフトウェアスタビライズで「固定」するのはちょっと無理がありました。使えるのは「動きをなめらかにする」まででしょう。
  • Premiere上でのカラー編集は、濃度調整やコントラスト調整程度です。
  • raw撮影なのでカラーグレーディングの制約がほぼ完全になくなってしまいました。きれいでもきれいでなくてもすべて自己責任(自身のセンス)です。