coluli

安物のカメラ機材を使ったテスト撮影ばかりしています。

E-M10 Mark IIIのホワイトバランス微調整

E-M10 Mark IIIの動画撮影時のホワイトバランスの微調整を行いました。

直射日光下でグレーカードを4Kで撮影し、動画から切り出したフレームをPhotoshopで調べています。

ベースのホワイトバランスは昼光、ピクチャーモードはVivid *1 です。


ホワイトバランス微調整

補正のない、デフォルトの昼光だとやや冷調です。グレーカードの数値は彩度5%の青(210°)でした。


ホワイトバランス微調整

A+2 G-1 *2 とすると、グレーカードの彩度は2%まで下がりました。ごくごくわずかに温調(364°の赤)です。


ホワイトバランス微調整

A+1 G-1とすると、やはりグレーカードの彩度は2%です。


ホワイトバランス微調整

A±0 G-1とすると、彩度が上がってしまいました。彩度5%の冷調(228°の青)です。


ホワイトバランス微調整

ワンプッシュWBで設定すると彩度は2%になりました。


彩度の数値が低い(グレーが無彩色として表示されている)、A+2 G-1またはA+1 G-1が良さそうです。見た目の印象 *3A+1 G-1の設定で撮影を続けてみます。

ちなみに、A+1 G-1の設定で青空を撮影したところ、空の色相は216°でした。編集時に色相の回転はせずに済む *4 かもしれません。

補正後の青空


*1:

*2:画像内に写っている撮影時のメモは「A(アンバー)」が「Y(イエロー)」、「G(グリーン)」が「(逆方向の)M(マゼンダ)」となっています。

*3:以前、Lightroomの昼光に合わせた際の数値とはかなり違ってきました。

*4: