近年の自作ビデオスタビライザー(いわゆるステディカム)の世界は、どんどん多様性を増しているように思います。新しいアイデア、技術、アプローチが生まれており、目が離せません。
いくつか印象的なものを集めてみました*1。
オーソドックスなグライドカムタイプですが、ダンパー(サスペンション)を追加して歩行時の縦揺れを吸収しているのが素晴らしい。
こちらもすごい。ブラシレスジンバルと旧来型の併せ技で、正確且つ滑らかな動きを実現しています。すぐにでも市販できそうな完成度です。
モーター制御のみでMōVIのようなものを自作している人もいますが、どうしても動きがぎくしゃくしてしまうようです。
「ブラシレスジンバル(Brushless gimbal)」はトレンドなのでしょうか。検索ワードとして使うと、興味深い動画などがたくさん出てきます。
お風呂や洗面所でよく使われる「ボールチェーン」をジンバルに使ったタイプです。作例を見るととても安定しており、実戦向きな印象です。
三脚を改造した超素朴なスタビライザー。お金をかけずに作るアイデアは大好きですが、それよりも撮影の結果がすばらしい。十分実用的です。
どれも素晴らしいです。