備忘録です。結論だけ先に書くと、ターミナルで、
defaults -currentHost write -globalDomain AppleFontSmoothing -int 2
と入力。その後、各種アプリケーションを再起動(あるいは再ログイン)すると、外付けの液晶モニタなどでもサブピクセルレンダリングが有効になります。
「LCDの滑らかな文字」=「サブピクセルレンダリング」
前バージョン、Leopardでは、システム環境設定「アピアランス」の項目「滑らかな文字のスタイル」では、サブピクセルレンダリングの有効/無効、適用度の強弱、を設定することができました。
設定の自由度はそれなりに高かったのですが、その後、Snow Leopardから、
と、有効/無効の選択だけになってしまいました。また、他社製の液晶モニタを接続すると(「使用不可能な場合」となり)、サブピクセルレンダリングが無効化されるようになってしまっています。
隠し機能の設定方法①
メインとなる外付けモニタでサブピクセルレンダリングが使えないのは困るので、元に戻します。
冒頭のように、ターミナルを利用するのが一番速くて確実です。
defaults -currentHost write -globalDomain AppleFontSmoothing -int 2
最後のパラメータ、[-int 1][-int 2][-int 3]がそのまま[弱][中][強]に対応します。[-int 0]でサブピクセルレンダリングは無効化され、通常のアンチエイリアシングになります。
隠し機能の設定方法②
あるいは、
~/ライブラリ/Preferences/
にある不可視ファイル「.GlobalPreferences.plist」をProperty List Editorで編集することで設定を変更可能です。
その他
フリーウェアのTinkerToolが使えるかと思い、試してみましたが、項目自体がなく、変更できませんでした。バージョン4.1では項目が追加されていました!これで簡単設定です。
同じく、フリーウェアのSecretsには項目はありましたが、なぜか変更内容が上手く反映されませんでした。
ちなみに、Secretsの「More Info」から飛べる解説ページにはいろいろ情報があり、とても役に立ちました。
繰り返しますが、ターミナルを利用するのが一番速くて確実です。