Android 6.0のスマートフォンを使ってみたくて、ZTE Blade V7 Lite(Dual-SIM V0720)を購入してみました。 国内未発売の香港モデル(?)をEXPANSYSで購入しました。送料込みで14,585円でした。
ちょっと失敗だったかもしれません。
- 日本語書体のNotoSansJPが1ウェイトしか搭載されていませんでした。
- 太字は擬似ボールドで表示しているようです。
- 容量は3.05MB。かなりの軽量なので、記号など、特定のグリフが割愛されているような気がします。
フォントファイルを調べてみたところ、「NotoSansJP-Regular.otf」は、ラテン文字非格納、CJK共通文字一部非格納でした。Webページの言語設定によって、豆腐化の発生具合は変わるようです。「lang="en"
」に変更すると、欧文文字の豆腐化は発生しませんでした。あるいは、system/etc内の「fonts.xml」の記述(順序?)を変更すれば直る可能性はありますが、ファイルの修正にはroot権限が必要になります。
- Webページの表示で文字化け(豆腐)がそれなりに発生します*1。
まもなく国内仕様モデルが発売される*2 ので、素直にそちらを購入するべきでした。典型的な「安物買いの銭失い」です。
160808|追記 コメントにもあるように国内発売のモデルでも豆腐が発生しているようです。これはさすがにアップデータを出すだろう、と考えたいところです。できれば、全グリフが揃ったタイプのNotoSansJPに変更することで、ワールドワイドにアップデートしていただけると私の海外モデルも生き返るのですが、果たしてどうなることやら。
*1:実用上はさほど問題ありません。精神衛生上は最悪です。このサイトのサイト名など、欧文のBoldが豆腐化しています。
*2:日本法人の商品サイトを見ると国内版はカメラの画素数が少なめ、Band19に対応しているなど、それなりに仕様が異なります。日本語環境はしっかりチューニングしてあると期待します。