twitterで「AquaKana」を検索していたら、芋づる式に次のようなつぶやきと記事のリンクを見つけました。
MacのOS Xを10.8.4にアップデートしたらフォントが変わってることに気づいた! http://t.co/Rb4NsVTQwS
— B-CHAN(びーちゃん) (@B_CHAN_KZY) 2013年6月5日
紹介されている記事をみると、OSXのアップデート後にFinderのツールバーのアイコン下のテキストのフォントが変更されています。10.8.3ではヒラギノ角ゴシックだったものが、10.8.4ではAquaKanaに変更されているようです。
おや、と思い手元のデスクトップで確認してみました。
おやおや? 2世代前のOSX、Snow Leopard(10.6.8)ですが既にAquaKanaで表示されています。
別のマシンのLion(10.7.5)を確認してみると、こちらは確かにヒラギノです。いつ戻したのでしょう。OSXがLionになったとき、AquaKanaの適用範囲が変わったのは気付いていましたが、その際はアイコン下のテキストまでは確認していませんでした。
ユーザーに気付かれないよう、密かに/少しずつ適用範囲の試行錯誤をしているのでしょうか……。
他にもいろいろ調べてみると、
純正アプリの「App Store」は、
Snow Leopard+バージョン1.0.2ではヒラギノ、
Lion+バージョン1.1.2ではAquaKanaでした。
さらに、テキストエディタ「CotEditor」は、バージョンが同じ(1.3.1)でも対象OSごとに別配布で表示も異なり、
LionではAquaKanaで表示されます。
ツールバーや入力欄はAquaKana、タイムラインはヒラギノです(OSはLion)。
アプリの横展開を見ても整合性やルールが感じられないので、単に開発者の方々が無頓着なだけかもしれません。少なくとも「デザイン方針」ではない気がしてきました。
あー、解決。やはりフォントだった。InterfaceBuilderで日本語を打った際に、System FontからHiragino W3になっていたせいです。これをSystem Fontに戻したらAquaKana表示になった。
— armorik83 (@armorik83) March 27, 2013
このようなつぶやきもあるので、これ以上はXcode開発でのアプリ内のフォント指定の仕組みを調べるしかないようです。自分はMountain Lionのマシンを持っていないので、サンプル収集にも限界があります。
謎のまま一旦終了です。