Lionをインストールしてなんだかフォントに違和感を感じたので調べてみたら、AquaKanaというフォントの利用範囲が広がったもよう。
というつぶやきがありました。おや、と思い、検証してみました。
LionになってAquaKanaが適用された箇所は増えました
などはSnow LeopardからLionに変わった際にフォントがAquaKanaに変更になったようです。
適用個所が増えた分、不整合が目立ってきました
アドレスのみ[Lucida Grande + ヒラギノ角ゴシック]のままです。同じツールバーにある検索窓は[Lucida Grande + アクアかな]に今回変更されています。
意図的な混在でしょうか/適用漏れでしょうか?
LionではFinderのウィンドウ内のフォントを一部(アクアかなから)ヒラギノに戻しています。上記のCover Flow表示ではヒラギノとアクアかなの混在が発生しています。
アイコン表示ではアクアかな、リスト表示ではヒラギノ角ゴシック、カラム表示ではヒラギノ角ゴシックおやおや?どうも挙動が不明だぞ?選択すると書体が変わったりする。Cover Flow表示では(アイコンとリストの折衷的に)混在となります。さらには、下のように
言語環境を「English」でログインし直すとカラム表示の書体がアクアかなになるのが謎を深めます。何かをきっかけに書体が変わります。私の環境の問題なのか……。
まとめ
AppleはSnow Leopardでアクアかなが全キャラクター揃った際に、ヒラギノ角ゴシックとの役割交代、あるいは役割分担を考えるべきでした。ただ、フォントとして完成度が高いLucida Grandeを完全に代替するには、(改刻を続けているとはいえ)アクアかなはやや癖が強いと思います。結論を出すのはなかなか難しいのでしょう。