またまた備忘録です。OSX Leopardになってから、ウィンドウのキャプチャー(⌘+shift+4、スペースバー)に盛大にドロップシャドウがつくようになってしまいました。
こんな感じです。
これはこれでもいいのですが、Tiger時代よりもシャドウが大きくなったこともあり、説明用のキャプチャーとして使うにはちょっと余白が多すぎるようです。
というのがあったので、参考にしつつ、試してみました。
ターミナルにて、
defaults write com.apple.screencapture "disable-shadow" -bool true
その後、いったんログアウトします。再ログイン後のウィンドウのキャプチャーは、ドロップシャドウがつかなくなります。
こんな感じ。
......。あれ、両肩の角Rの背景は、透明(アルファ)なのですが、白背景(/淡い背景)だとラウンドせずになぜか角がでてしまいますね。濃い色だとRがきちんと出るのですが......。
Tigerのウィンドウはこんな風に、
白背景でもきちんと角が丸くなっています。Leopardになってドロップシャドウの描画方法が変わったのでしょうか(ウィンドウとシャドウをきちんと分離できないから、デフォルトを影付きにしたのかな)。
元に戻す(再びドロップシャドウをつける)にはターミナルにて、
defaults write com.apple.screencapture "disable-shadow" -bool false
その後、再ログインです。
余談ですが、いったん「disable-shadow」という項目を記述すると、初期設定ファイルに今までなかった項目が追加されます。
Xcode(Developer)付属のアプリケーション(ユーティリティ)「Property List Editor」を使って、home/Preferences/com.apple.screencapture.plist
を開くと、
このように表示されます(あ、「true」じゃなくて「Yes」だ)。
ブーリアン項目「disable-shadow」が追加されているのがわかります。
一旦こちらができてしまえば、ターミナルを利用しなくともこちらで設定変更が可能です。
いずれにせよ再ログインは必要ですし、ターミナルを利用した方が手軽で確実なのですが......。まめ知識ということで。