coluli

安物のカメラ機材を使ったテスト撮影ばかりしています。

E-M10 Mark IIIの動画撮影時の設定

動画撮影用の設定をメモっています。完全に備忘録です。

以前の記事 *1 を起点にしていますが、既に大幅に変えています。

(191027版)

撮影時設定

  • 撮影モード:A
    回折防止のため、絞ってもf/7.1まで。NDフィルターは使わず、シャッタースピードが早くなってしまっても気にせず(諦めます)。
  • 基準露出補正:-5/6
    白とび防止のため、常時アンダーで撮影しています。後補正前提。
  • 露出補正:なし
  • ISO:オート
  • ホワイトバランス:昼光(A+1, G-1)。補正後は、色温度:5200 色かぶり補正:+13になります。
  • ピクチャーモード:Vivid
    Flatは色相のずれが大きいので使用中止。
  • コントラスト:-2
    最低値です。一番軟調な設定で。
  • シャープネス:-2
    最低値です。
  • 彩度:-2
    最低値です。
  • 階調:オート
    白とび・黒つぶれ防止に有効です。
  • ハイライト・シャドウ:±0効果がわかりづらいため、いったんリセット。

改訂履歴

  • 190331 作成。
  • 190407 基準露出補正をさらにアンダーに。ピクチャーモードをFlatに。コントラスト下げる。-2に。ハイライトを抑える。-3に。彩度を+1に。太陽光の補正。A+1,G-1に。
  • 190413 基準露出補正下げすぎたのでやや戻す。彩度上げすぎたのでやや戻す。コントラスト下げるためにハイライトシャドウを逆s字に。色温度調整未解決。
  • 190429 編集時に調整することを前提とし、色温度はデフォルトで撮影。
  • 190505 グレーカードを基準にした場合、[ A2.5, G-0.5 ]くらいが良さそう。端数は使えないので、[ A+2, G-1 ]で様子をみる。
  • 190511 テスト撮影時に飽和気味だったのと、Pana機に揃えるために。彩度1段下げて-1に。
  • 191020 色相のずれを回避するために、Vividを基本に。それでも後処理で5°くらい回転した方がよさそう。ハイライト・シャドウをリセット(数値探し直し)。
  • 191027 ホワイトバランスの微調整を検証結果 *2 に基づき変更。
  • 200209 上記のホワイトバランス補正(A+1, G-1)後の数値は、DC-GH5のデフォルトの昼光 *3 に最も近くなる設定であることを再確認しました。

*1:

*2:

*3:

DC-GH5の動画撮影時の設定

動画撮影用の設定をメモっています。完全に備忘録です。

以前の記事 *1 を起点に、その後の変更を記録しています。

(190727版)

撮影時設定

  • 輝度レベル:64-940
    白とび・黒つぶれが緩和されます。
  • マスターペデスタル:+6
    黒つぶれ防止のための設定。
  • 撮影モード:A
    回折防止のため、絞ってもf/7.1まで。NDフィルターは使わず、シャッタースピードが早くなってしまっても気にせず(諦めます)。
  • 露出補正:-2/3EV
    アンダーにしておいた方好み。白飛び防止のためにも。
  • ISO:オート
  • ホワイトバランス:補正なしの「晴天」
  • フォトスタイル:Cinelike D
    とりあえず。
  • コントラスト:+1
    CineDの眠さを求めているわけではないので。
  • シャープネス:-5
    超解像」と併用。
  • ノイズリダクション:-5
    暗部ノイズは必要に応じてNeat Videoで処理することを前提に。
  • 彩度:±0
    彩度高すぎるようなので。
  • ハイライト・シャドウ:-2, 0
    スキントーンがハイキーになり気味なので抑えるために。
  • iDレンジコントロール:AUTO
    黒つぶれ防止のための設定。
  • 超解像:強
    シャープネス-5と併用。
  • 回折補正:AUTO

改訂履歴

  • 190331 作成。
  • 190408 露出補正を±0から-2/3EVに。コントラストを±0から+2に。ハイライトを±0から-2に。彩度を±0から+1に。
  • 190525 コントラストを上げすぎたようなので間をとって+1に。
  • 190727 彩度が高すぎるので抑える。

*1:

Flickrの写真を大量に削除しました

_PL60111

Flickrの仕様が変わって、Pro Accountの年間料金が上がってしまいました。

料金が多少高くなっても継続できないこともないですが、突然死んでしまって更新をやめるとその後はFreeアカウントになってしまいます。Freeアカウントになると、最新1000枚以外は削除されてしまうとのこと。

Flickrはこのblogの画像の格納に使っている *1 ので、古い写真が削除されるのは困ります。以前の仕様 *2 では、新規アップロードや閲覧に制限がかかるだけで、写真の削除はされませんでした。

いつFreeアカウントになっても大丈夫なように、アップロードした写真を大量に削除しました。


  • 写真は全部で2万枚強アップしていました。
  • 大半は奥さんが撮影した子供の写真です。バックアップ用にアップロードしていました。
  • Organizeの画面から、Visible to Family(プライベート写真)をSelect Allして、すべてDeleteしました。
  • 一気に2500枚ほどまで減りました。
  • がらくた類を処分前に撮影したものがかなりあったのでDeleteしました。
  • その後、ざっくりと写真を確認しながらDeleteしていきます。
  • なんとか1500枚まで減りました。
  • さらにちくちくと写真を確認しながら数枚ずつDeleteしていきます。
  • 閲覧数の多いものやLikeの多いものも容赦無くDeleteしました。

990枚まで減らすことができました。休み休み作業したので2週間ほどかかってしまいました。


数百以上Viewされた写真、それなりの数Favされた写真もありましたが、このblogに掲載していないものはほぼすべてDeleteしました。たくさん見てもらえた写真を削除するのはちょっとためらいました、がDeleteしました。

作業が終わった今は、世の中との接点が少しだけ切れてしまったような寂しい気持ちです。


今後、お気に入りの写真をどこに放流するかについては考えあぐねています。Instagram? 500px? Photohito? どれもちょっと違うと考えています。


*1:今後のblogの画像についてはもう一つ作った、新しいFlickrのフリーアカウントにアップしています。あるいはGoogle Photoなども利用するかもしれません。

*2:

DMC-G7の動画撮影時の設定

動画撮影用の設定をメモっています。完全に備忘録です。

(190413版)

撮影時設定

  • 輝度レベル:16-255
    後処理時にハイライト側にマージンが確保されます。
  • 撮影モード:A
    回折防止のため、絞ってもf/7.1まで。NDフィルターは使わず、シャッタースピードが早くなってしまっても気にせず(諦めます)。
  • 露出補正:-1EV
    白飛び防止のため。後処理前提。
  • ISO:オート
  • ホワイトバランス:補正なしの昼光
  • フォトスタイル:Cinelike D
    他のスタイルではどれもコントラストが高すぎたので。
  • コントラスト:+2
    かといってデフォルトでは低すぎます。+3は上げすぎだった。
  • シャープネス:-5
    超解像」と併用。
  • ノイズリダクション:-5
    暗部ノイズはNeat Videoで処理することを前提に。
  • 彩度:-2
    スキントーン基準で決めましたが、飽和寸前まで上げることに。
  • ハイライト・シャドウ:0, 0(補正なし)
  • iDレンジコントロール:強
    黒つぶれ防止のため。
  • 超解像:強
    シャープネス-5と併用。
  • 回折補正:AUTO

改定履歴

  • 190322 作成。
  • 190413 テスト撮影後の設定。コントラスト1下げて+2に。彩度1上げて-2に。後処理に関する記述を削除。

GimbalGun

CINEMA5Dで紹介されていました。

角パイプに電動スタビライザーとモニタやマイクなどの周辺機器を乗せ、丈夫な幅広ストラップでショルダーバッグのように肩から下げて使います。

片手持ち前提の電動スタビライザーですが、決して軽くはないので(まとめて)肩から下げられるようにする、というアイデアは確かにありだとは思います。

ただ、ここまで物物しくするのはどうかと思いますが……。無駄に重くしているような気も。なんだか本末転倒な感じもします。

わざわざクラウドファンディングでお金を集めなくても簡単に作れそうです。ジョークなのでしょうか。

6K Photoを現像する

6K Photoのテスト撮影をまたやってみました。

Adobe Premiere CCを使った、6K Photoの「現像」が画質向上に有効 *1 かと思っていましたが、そうでもありませんでした。

今回の対象は昼間の動体です。近所の公園で鳥を撮影しています。


6KPhoto|カメラ内切り出し

↑ 6K Photoによる撮影。

6KPhoto|Premiereで調整

↑ Premiereに素材動画を取り込み、微妙なトーン調整、彩度調整、アンシャープマスク処理などを行っています。やる意味があるといえばありますが、第三者には判別できないと思います。

6KPhoto|Premiereで調整NeatVideo処理

↑ Neat Videoによるノイズリダクションは、動体には有効ではありませんでした。特に水面など動きの激しい対象では、前後のフレームを参照のしようもなく、単にディティールが溶けるだけでした。

6KPhoto|カメラ内切り出し/ローリング歪み補正

↑ カメラ本体内での切り出しでは、ローリング歪みを補正できます。ここら辺の手軽さにはかないません。


中央部のクロップで多少差がわかりやすいかと思います。

部分_6KPhoto|カメラ内切り出し

↑ カメラ内現像。

部分_6KPhoto|Premiereで調整のコピー

↑ Premiereにて現像。

部分_6KPhoto|Premiereで調整NeatVideo処理のコピー

↑ Premiereにて現像。Neat Videoでノイズリダクション。

部分_6KPhoto|カメラ内切り出し/ローリング歪み補正

↑ カメラ内現像。ローリング歪み補正。


6KPhoto|カメラ内処理

↑ カメラ内現像。

6KPhoto|Premiere処理

↑ Premiereにて現像。


*1:

センタースポットフィルターでローファイな写真

_1000723

クラシックレンズにタンバール(THAMBAR)というソフトフォーカスレンズがあります。

最近ライカのMマウントで復刻したそうで、製品の紹介記事がありました。

記事の中で紹介されている付属品に「センタースポットフィルター *1 」というものがありました。 レンズ中央部を塞ぎ、周辺部の収差の大きな部分だけを使うことで、ソフト効果をより高めるためのもののようです。

原理としてはわかるような気がしたので、作ってみました。


DSCN1553

100円ショップでシールを購入し、マジックで黒く塗りつぶします。

DSCN1558

Amazonで最安のフィルターを購入し、フィルターの裏側(内側)から貼り付けて、レンズに取り付けます。

DSCN1563

使用したレンズはズイコーの50mm F1.4です。カビによるくもりでほぼソフトフォーカスレンズとなってしまっています。

DSCN1566


撮影してみました。

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収差たっぷりのむやみにローファイな写真になります。

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コントラストが極端に低くなり、いくら露出を下げても暗部が全くつぶれないので目いっぱい暗く(現像)してみました。


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何を撮っても雰囲気は出ます。


_1000692

アウトフォーカスの(点)光源にはシールの形状が現れます。

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なので、ボケがかなりうるさくなりがちです。ミラーレンズのようです。


P1000715

絞りはすべて開放のf1.4で撮影しています。

P1000717

絞るとシールの形状が現れます。


_1000774

逆光でハイライトにパープルフリンジが盛大に出たのでモノクロにしてみました。


思ったより使いこなしは難しかったです。癖も強いので、使いどころは考える必要があります。


*1:「センタースポットフィルター」でググっても、色付きフィルターの真ん中に穴を開けたものばかり出てきます。